歯のお悩み相談詳細

ご相談

2019/12/21

歯石除去後から物を噛むとしみや痛みを感じるようになりました。

ゆうじ様53歳男性
8月頃にややしみるということで歯石除去してもらってから今日まで不快な症状は続いており、明らかに歯石除去のあとに右上の奥歯がおかしくなり、物を噛むとしみや痛みを感じるようになりました。
歯医者からはシュミテクトの試供品があるので試してくださいと言われ、ずっと続けて、さらにシュミテクトの後に液体歯磨き歯茎プラス(アラントインという成分が歯茎を修復)、 さらにそのあとに生葉という歯槽膿漏の治療薬(こちらもアラントインの成分入り) を続けたところかなり改善してまともに物を噛める(あまり硬いのはまだやめてますが)ようになってきました。
これは歯石除去の後、あまりに深くまで削ったため、歯根が不安定になり、不快になっているということですよね?
いつも歯石除去してもらう歯医者で、腕もいい先生なので、今回のようなことになった後、歯石除去がすべての原因ではないとか、痛みが続くなら神経を抜くしかないとか、歯を抜くしかないとかいう対応にがっかりしています。
普通の歯科では歯根の治療などは行わないようですね。
やはり、歯周病専門医というところにて診てもらった方がよいのでしょうね?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯周病の治療では歯石を取ります。
歯石を取るとしみてしまうことがあります。
副作用としてどうしても避けられないところです。
では取らないでいればしみないのかというと、まあそうかもしれません。
ただし、ゆっくりと歯周病が進み、歯が抜けてしまいます。

例えば肝臓にがんがあるとします
肝臓は沈黙の臓器というように、痛みや症状が出た時には手遅れになります。
ですから痛みも何もない状態で手術をして肝臓のがんを取り、命を救います。
でもそのためには痛みも伴いますし、副作用でいろいろな障害が出てくることもあります。
でもそれは避けられませんよね。

それと基本的には同じ事なんです。
歯周病から歯を救うためには歯の神経を取ってでも歯石を取ったほうがいいということが多いんです。
すでに最初からしみていた、ということは、すでに歯根歯周病により露出している結構重度な状態だったということも言えるかもしれません。
それを何とか助けようとすると、しみるし痛いし、最悪やはりそこまでやっても救えず抜歯になるということもあるかもしれません。

もちろん状況がすべてわかっているわけではないので必ずそういう状況であるとは言えませんが、そういうことが非常に多く、このような説明を私もよく患者さんにするのでそういう状況ではないのかなと想像します。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
それも正解かと思います。
しみる場合は、フッ化物を使用しましょう。

歯科医院を探す

全国約68,000件の登録歯科医院より、お住まいの地域や治療内容にあった歯科医院を検索できます。

その他に関するお悩み相談

お口の悩みを歯科医師に相談する

ログイン 歯の悩みを相談 歯科医院を検索