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ご相談

セラミックインレーを入れた歯の痛みが続いています。

なやみ様43歳女性
定期検診で虫歯が見つかり7月中旬に治療しました。
神経にギリギリ達していないが限りなく近い部分まで削り、仮止めをした時点からしみたり痛みがありました。
仮止めを詰め直してもらうと痛みは改善しました。
保険外のセラミックインレーを入れる際仮止めが中々取れず、かなり痛みを伴いました。
インレーを入れた後も麻酔が切れると激しい痛みが続きましたが半日くらいで治りました。
ですがずっと熱いもの冷たいものがしみる状態と固いものを噛むと痛む状態が続きました。

あまり刺激の原因が該当の歯にあたらなようにしながら神経が慣れることを期待して我慢しましたが、2ヶ月経過後何もしていない時にもズキズキ痛むようになりました。
(3日前くらいに一度アクシデントで柔らかいものに固いものが混じっていて噛んでしまい、ズキン!と衝撃が走ったことはありました)
再度かかりつけに相談すると「噛み合わせが悪い為に痛みが出ている。(治療した歯は斜めに生えているそうです。)少し高さを削って調整し、それで駄目ならば神経をとるか矯正をするしかない」と言われ、少し削ってもらいました。
直後から激しく痛み、2日後までかなり痛みました。
3日目、少し落ち着いてはいるものの痛みが続き、神経を取ることも矯正もしたくなかったので別の歯医者さんに意見を聞きに行きました。
インレーの保証が効かなくなると困るので、外さない状態で診てもらうしかありませんでした。
その時歯に風をかけられましたがしみませんでした。(3日前にはしみてました)
叩かれると痛みはありましたが、症状が落ち着いてきている状況からみて、「一度痛みが出たのに落ち着くということは、神経が傷ついたあと死んでしまったということなので取り除かなければなりません。取らないと腐敗が進み骨や肉にも影響が及ぶので、痛みがなくなったからと言ってとらなくていいということにはなりませんから、かかりつけで対応してもらってください」との事でした。
かかりつけでは痛みが落ち着いても神経をとるという話はされていなかったので混乱してしまいました。
4日目の今日はまだ歯を噛み合わせると少し痛みがあります。
私としては痛みがなくなったり、軽度であれば神経は残したかったのですが、別の歯医者さんの言う通り神経を取らないと大変なことになるのでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯髄が生きているのか死んでいるのかのテストEPTというものをしてみて、その結果死んでいるようであれば根管処置が必要になります。
生きているのであればもう少し経過を見てもいいと思います。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
生活歯(神経のある生きている歯)は歯髄を保護するために、歯髄に及ぶ刺激が強い場合は、神経の部屋の内部に新たに象牙質を形成して、刺激から歯髄を遠ざけようとします。
また、歯髄周囲の象牙質が緻密化して刺激が伝わりにくい構造になるとも言われています。
時間は掛かりますが、この反応が、次第にしみなくなりますよと言われる理由です。
ここまでの神経の痛みは、歯髄充血と言って刺激に対して一時的に反応した後、健康な状態に戻ってくる可逆反応となります。

一方、強い刺激が伝わると、そのダメージから立ち直れなくなり歯髄変性を起こしてしまうこともあります。
この場合は、炎症・壊死壊疽と移行し健康な状態に戻ってこない不可逆反応ですので根の中の治療が必要になります。
良くなっているのか、変性を起こして死んでしまったのかは歯髄診断をしてみないと判断はできません。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
自発的な痛み、温水に対しての痛み、冷水刺激の持続的な痛み等がある時、神経のダメージが考えられますので私は神経を取ることを選択します。

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