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神経を取った歯の根は麻酔なしで治療するのが普通ですか?

ハンバーグ様35歳女性
はじめまして。
奥から2番目の下の歯を治療中です。
10年程前に虫歯で神経をとっているのですが、再び痛み出して、かかりつけの歯医者さんでレントゲンを撮ってもらったところ、根の周りに黒い影?があったので、抗生物質をもらい、腫れが引いたところで治療が始まりました。
麻酔しないほうがいいとのことでしたが、痛いのが怖いので麻酔をお願いして、痛くなくその日は終わったのですが、次回からは麻酔なしでやるとの事です。
麻酔してしまうと痛みがわからなくて神経の取り残し?があるみたいで。

痛かったら麻酔してくれるのかわからないですけど、はじめから麻酔なしで治療するのは普通ですか?
一度神経をとった歯なら治療中は痛くないですか?
あと治療した日の夜から歯茎が腫れてます。
病院へ行って薬をもらうべきですか?

よろしくお願いします!

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
神経を取っている歯の治療ですね。
基本的には麻酔をしないで治療をすることが多いです。
治療中に痛みが出ることがそれほどないと思います。
歯茎の腫れに関しては電話で問い合わせてみましょう。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
一度神経を取るという根の治療をした歯は基本的に失活歯となり、削っても歯の中の神経由来の痛みは無いはずです。
多少残っていた歯髄組織が感染・腐敗したり、根の壁の感染が原因で根の先の組織が感染し、その周囲の骨が吸収しが溜まった状態になっているので、レントゲンでは黒く写って見えます。

急性症状が出た時は、急激にが溜まってきている状態で、全体的に骨が溶けるのが間に合わずに中の圧力が高まり、骨の弱いところにトンネルを作り骨を突き破り歯肉の下にが溜まって腫れてきます。
それに対し、お薬で対応したり、切開して減圧を図ったりしてその後根の治療を始めます。

治療の際削ったりした時に痛むのは、歯の中の神経ではなく、歯の根の周りの歯根膜と言われる組織がその能力が著しく落ちて敏感になっているため、ちょっとした圧力・刺激が限界を超えたものと感じてしまうため、御本人は痛みとして認識してしまいます。
触った時に痛む・削った時に痛むのはこの歯根膜の反応だと思います。

腫れている場合はお薬での対応も必要でしょう。

片桐 英一 先生からの回答

片桐 英一
大阪府
片桐歯科医院
片桐 英一先生
抜髄後の再治療では麻酔は不要だと思います。
特に根尖に陰があるような症例では、感染が考えられますので、投薬も感染を考慮しているはずです。

再治療では感染の状況により一時的に細菌の活性化があり、痛みや歯茎の腫れがあることもあります。
担当の先生とよくお話しをして下さい。

玉置 敬一 先生からの回答

玉置 敬一
和歌山県
玉置歯科医院
玉置 敬一先生
ハンバーグ 様
歯の根の周りに黒い影があるのですね。
そこに黒い影があるというのはその部分にが溜まっていることを意味します。
その場合はの根っこの中の神経の入っている穴(歯髄腔と言います)の中は細菌により汚れていて、中の神経は死んでいるのが普通です。
それに、10年前に神経を取って治療してもらっているので痛みは全くないと考えられます。
この場合でも神経の穴は複雑で、部分的に神経が残っていて、痛みを感じることはありますが、もし治療中に痛い場合はその時点で何の痛みかがわかれば麻酔をして治療してくれるはずです。
また、歯の中の神経は死んでしまっていても、歯の外の神経は残っているので、麻酔をせずに治療していて、その外の神経に触れた時は痛みを感じます。
ということで全く痛みがないわけではないですが、基本的には麻酔をする時間や場合によって針の入る時の痛みよりもそのまま治療した方がずっと楽に治療できることが考えられます。
歯科医師によく話を聞いてあまり怖がらずに、納得して治療を受けてください。
早く良くなることを願っています。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
一般的には、根の先にの袋がある場合、知覚はないと思われます。

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