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ご相談

2019/07/16

矯正治療中

裏側矯正で歯の根が露出。表側にワイヤーをつけたくありません。

さやか様31歳女性

現在、裏側矯正で出っ歯を治療中です。
装置を着けて1年半たち上の歯の3番だけ歯が歯茎から露出し、歯の根の方まで見えています。
先生は、力のかかりすぎてなったと話しておりました。
裏側のワイヤーで調整して歯の露出を直そうとしてくれていましたが、あまり効果がないようで、次回表にワイヤーをつけるかもと言っていました。
私は、表に矯正器具をつけるのがどうしても嫌で裏側矯正を選びました。
ですが、歯茎の露出もかなり目立つ為治さなければいけないのも理解できます。
このような場合、表のワイヤーをつけることを拒否してもいいのでしょうか。
ご回答お待ちしております。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

歯列矯正の最終目標は歯列を矯正することです。
そのために様々な方法があり舌側矯正という方法を選んだということはわかります。
ただ舌側矯正ではできない予期せぬ事態が起きたということで、目標を達成するためには致し方ない面もあると思います。

飛行機に乗ってどこかに行くとします。
一番大切なことは安全です。
目的地にたどり着くことはもちろん大切なことですが、そのために安全性を犠牲にはできません。
矯正というのは非常に多く行われている治療方法ですが、かなり大変な治療方法なんです。
治療方法を拒否することはできるかもしれませんが、それでさらにうまくいかなくなった場合、責任はどちらになるのでしょう？
安全のためには、できることはしておいたほうが良いと思います。