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2019/07/14

カルシウム摂取量と虫歯のなりやすさに関係はありますか?

Shiok様47歳男性
子供の一人が乳製品アレルギーで、その子は乳製品を食べられていない分だけ、カルシウム摂取量も少な目な状態です。
その子は、兄弟よりも大分虫歯になり易いように感じているのですが(むしろ、ブラッシング頻度や強度ではその子の方が多いくらいなのに……)、カルシウム摂取量の影響はあると考えられますか?
それとも、偶然そういう傾向だっただけで、他の体質的な面や食べ物の嗜好の影響の方が大きいのでしょうか?
科学的にはどうだと考えられますか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
カルシウムの摂取とむし歯の関係ですね。
むし歯になりやすさというのは様々なもので影響されるものです。
カルシウムの摂取量というものもそのうちの一つになるかもしれませんが、その影響は多くの因子のうちの一つにすぎません。
むし歯になりやすくなるくらいのカルシウムの摂取量低下となると当然骨にまで影響が出る可能性のほうが高いです。
もちろん身長体重などにもです。
そしてむし歯になりやすさとカルシウムの摂取量の関係を科学的に調べようと考えると、それ以外の因子を同じにしないといけません。
現実問題としてそのような実験は人間でもできませんし、そのようなことを調べた研究もないと思います。
牛乳が飲めないのはわかりますが、卵、魚、など何も食べられないわけではないと思います。
またカルシウムの摂取量というのはお口に入れたものではなくて腸から体内に入った量ですよね。
そこには運動をするしないという、因子が加わってきます。
太陽に数分当たる当たらないというようなこともカルシウムの体内への吸収に関係してきます。
牛乳が飲めないということであれば、それ以外にできるむし歯対策をできるだけするということでいいと思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
相関関係は現状ではあまり関係ないように思えます。
まずは、フッ化物など予防が大事になりそうです。

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