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根管治療後の被せ物について、銀歯と白い被せ物の特徴を教えて。

マリン様49歳女性
お世話になります。
右上奥から3番目の歯が、根管治療にて土台を入れ、被せ物をする事になりました。
そこで被せ物には保険のきく銀歯か、保険のきく白い被せ物どちらかにしようと思っているのですが、銀歯、白い被せ物それぞれのメリット、デメリットを教えて下さい。
よろしくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
CAD/CAM冠についてですね。
H26年より保険適応になった白いプラスチックの被せものだと思います。
レジンというプラスチックで作るものでそれなりの強度があり適応となりました。
でも金属と比べるとやはり断然弱いというか割れる可能性が有ります。(金属は割れませんから。)
そのため厚みを持たせる必要があり、歯を削る量が多くなります。(ただすでに根管治療をしている歯であればあまり関係ないこともあります。)

金属の被せは頑丈でよい、という面もありますが、逆に硬すぎてかかった力すべてが根っこにかかってきます。
ほかの歯がすり減るスピードに比べて擦り減らない分、何年もかけてゆっくりとだんだん負荷が掛かってくるということです。
CAD/CAM冠はというと歯よりもやや擦り減っていきます。
支えとして不十分になる可能性が有ります。
ちょうどいいのは何かというとやはりセラミックなどの保険外の材料ということになります。

単純に銀歯とCAD/CAMの比較でのメリットデメリットというわけではなく、メリットがデメリットに、デメリットがメリットになるという非常に複雑なものです。
もちろん審美性はCADのほうがいいですしそれも重要なポイントの一つです。
これはCADの最大のメリットでしょう。
技工操作、テクニックに左右される度合いもCADのほうが大きいです。
うまい先生のやったCADは長持ちするけどそうではない場合は非常に早く割れるというように振れ幅が大きいのもCADです。
プラークの付きやすいのもCADです。
口腔内清掃が不十分の方の場合より早期に歯を失う可能性が高くなります。
細かく言うともっとあると思いますが、だいたいのメリット、デメリットは以上です。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
金属が割れるということは、ほぼありません。
白い被せ物は、強度が増したとはいえ樹脂ですので割れることもあります。
そのため一定以上の厚みを確保することが重要です。
一般的に第二小臼歯の手前半分まではよく見えますので、審美性をどこまで重視するかでしょう。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
基本的に、見た目、親和性、金額が大きいかと思います。
これからはできれば、メタルフリーがいいことは事実です。

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