妊娠中の歯科治療についてですね。
やはり妊娠初期には治療をできるだけ控えたいというのが歯科医師としての立場でしょう。
安定期に入れば歯科治療そのものはほとんど行うことができます。
妊娠3か月から7か月くらいです。
でも歯科治療をしていて、万が一妊娠がダメになるなどのことがあったとしたら、学問的には問題ないとされていますが、素直に納得できるでしょうか?
実際に何か起こった時には、あの時わざわざ歯科治療を急ぐ必要があったのか、、、などトラブルに発展する可能性がゼロというわけではありません。
そういうことで歯科医師も妊娠中は出来るなら積極的な治療は避けるという立場の人がいることも事実です。
ではどういう時には必要か、ですが、妊娠中にもし万が一が起きたとしても歯科治療をしたほうが絶対によいはずだと言い切れる場合です。
例えば痛くて痛くて腫れて膿んで、という状態なら妊娠にも悪影響があると思われるので積極的に治療をするしかありません。
でもわずかに匂いがする、ということで、被せを外してどうこうするまでの価値が果たしてあるのか、という点でとても微妙になってきます。
妊娠中はホルモンバランスの関係から
歯肉炎にもなりやすいと言われています。
できることは口腔内清掃で、今十分されているようです。
> このような状態の
被せ物や
歯茎を放置してしまって大丈夫でしょうか?
ですから現状より悪くなっていかないのであれば、今のところ口腔内清掃で様子を見るということもいいと思います。
>
被せ物の中が
虫歯になってしまったり、
歯周病になってしまわないか、妊娠中なので余計に不安です。
この可能性については否定はできませんが、どうしてもということなら
レントゲンで確認することは可能だと思います。