骨が回復するにしてもやはり限界があります。
イメージしやすいように簡単にいいますと、周囲に360度壁が存在すれば、その壁のヘリは少し沈む感じで吸収しますが、穴の底から骨が上がってきて、穴を塞いである程度平坦になることは期待できるでしょうが、壁の一面、例えば外側(ほっぺた側)の壁がすっかり崩れ落ちて(吸収して)無くなっている場合は、そこに新たに壁を作りながらの回復はありません。
3か月も経って、その状態だとすると周りと同じレベルまで回復することは無いのではないでしょうか。
ブリッジにおいて、ダミーの咬合面(かみ合う面)の大きさが土台となる歯に掛かる負担に影響を及ぼすことはあるかもしれませんが、ダミーの長さ(歯の長さ)が影響を及ぼすことは無いと思います。
臼歯部3本
ブリッジが白い材料で保険でできればうれしく思われる方が多いと思います。
2018年の診療報酬改定で新しい材料(高強度硬質レジンブリッジ)で
ブリッジが保険に導入されましたが、非常に条件が厳しく設定されています。
例えば、
1.上下左右の
第二大臼歯がかみ合っていること。
2.
第一大臼歯と
第一小臼歯が土台となる1歯欠損のケースであること。
3.土台となる歯は基本的に神経をとってある歯であること。
などなどです。
長期的に
口腔内で使っていけるようにするためにはできるだけ神経はとらずに残したままにしたいところです。
そのため、患者さんのことを考え提案しない先生もおられるかもしれません。
詳しくは担当の先生に伺って下さい。