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仮の詰め物を外した後に噛むと痛みが出るようになってしまった。

も様41歳女性
先日5年程前に治療した銀歯が熱いものがしみてきて診察に行ったところ、その銀歯の下に虫歯が出来ているとのことで削ってもらい神経を鎮める薬を入れてもらい仮詰めをしました。
その時には驚く程すんなりと痛みが消えこのまま新しく銀歯を入れて終了かと思っていたのですが、その次の治療で仮詰めを外す為に削った際痛みがありました。
痛いということは伝えたのですが神経が残っている歯だから痛いとの返答があり、その後型取りしてまた仮詰めをして帰宅したのですが、それからその歯で噛むと痛みがありまともに噛めない状態です。
疑問としてはなぜ一回目に虫歯部分を削って仮詰めした際は痛みが消えたのに二回目、仮詰め外しの際に削った後再度痛みが出たのかということで、その二回目の治療の際に神経を刺激したのでは?ということです。
長く通っていた歯科から転院したのですが仮詰めを外す際に削って痛かったことはないので…。
このようなことはあり得ることなのでしょうか。
どうぞよろしくお願い致します。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
神経に近い歯の治療ですね。
虫歯が深い場合、しかも熱いものが痛いというような歯髄炎の場合、虫歯に触らずにまずは消炎を図ります。
それがとてもうまくいったということですね。
ですがそのままでは虫歯は残っていますから、詰めるわけにはいきません。
虫歯を削って再度保護をするわけですが、前回とっていない虫歯がある意味歯髄の保護材の役割をしていたので、それを取れば当然また痛みが出る可能性があります。
できるだけ歯髄を温存させようと努力したけれど、いかんせん最初の状態、熱いものがしみる、痛いという状況ではそこまで回復が難しかったのでしょう。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
神経に近い場合、通常とは違う症状が出る場合があり、その見極めが重要になります。
仮の詰め物を外すということは、環境が変わるとも言えると思います。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
虫歯が進行して、細菌の刺激により歯髄が反応し症状が出て、鎮静処置により反応が治まったということでしょうが、その歯の歯髄はまだ生きています。
生きている歯は、象牙質がむき出しになった状態になれば、外からの刺激に反応するのが普通ですので、仮の蓋を取って風をかければ沁みますし、削れば痛むのが普通です。
虫歯の治療が終わったと言われても、生きている歯の場合は金属など熱が伝わりやすいものを詰めた場合は、暫く冷・温水で反応するのが普通です。
治したのに、しみますと言われることはよくあることですが、その刺激を受けた象牙質が次第にその刺激を通しづらくなるように変化してきますので次第に良くなるはずです、と説明しています。

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