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ご相談

2019/02/10

ブリッジ治療疑問

親知らずと手前の歯を使いブリッジをする時の強度が心配です。

きんさん様73歳男性

左の上親知らずの歯の手前2本を抜き、親知らずの歯と抜いた2本その手前の歯を使い、ブリッジをすることになりました。
歯の強度、使い方が心配です。
御意見を頂ければ幸いです。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

ブリッジの設計についてですね。
確かに強度的にかなり不安があります。
よっぽどしっかりしている親知らず、実際の欠損部分の長さ、4番目、5番目の歯の状態などを考慮して、よっぽどのことがない限り私ならお勧めしません。
インプラント、もしくは入れ歯の選択肢をお勧めします。

玉置　敬一　先生からの回答

和歌山県

玉置歯科医院

玉置　敬一先生

きんさん様

6番、7番という歯を抜いてもらったのですね。大変不自由なこととお察しします。
大切な大臼歯を2本抜くほど悪くなったということは、う蝕（虫歯）か歯周病があったのだと思います。
口腔清掃がきっちりできていたのでしょうか。まず、それが気になります。
きっちりとした口腔清掃ができない口腔では何をしても次々歯が悪くなっていくと思います。
どのような処置をしてもらうにしても口腔清掃がご自分で（セルフケア）、そして歯科医師、歯科衛生士のプロフェッショナルケアができるようにしてください。

ご質問についてです。
大臼歯2本がなくなったところを5番（第二小臼歯）と8番（親知らず）を支台（土台）としてブリッジを作成するのは普通ちょっと無理がある場合が多いです。
多分、医療保険での治療は認められないと思います。
ただ、それぞれの歯がしっかりしてて歯科医師の経験から「この歯だと十分咀嚼に耐えられる（十分食事ができる）」と判断した場合はそのような治療も可能かと考えます。
ただし保険治療にはならないのではないのでしょうか。
説明を十分聞いて納得して治療してもらってください。