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2018/08/14

親知らずを抜歯してから歯茎に痛痒さを感じることがあります。

たかな様29歳女性
こんにちは。
年に数回、左下の奥歯と手前の歯の間の歯茎に痛痒さが出ます。
歯間ブラシを使った時に当たる場所です。
頬側の歯茎だけで、その場所に歯ブラシが当たると真下の顎の骨にピキッと痛みが走ることもあります。
今は1週間ほど症状が続いています。

顎の骨の痛みは2年前に左下の親知らず切開して歯を砕いて抜歯した数ヶ月後から出るようになりました。
かかりつけの歯科でレントゲン撮影と麻酔をかけて歯茎の掃除もしてもらいましたが問題はなく、前回は歯磨きのし過ぎを指摘されました。
しばらくして落ち着いても数ヶ月したらまた同じ事の繰り返しです。
今は1週間ほど症状が続いて、今までより歯茎の痛痒さがあります。
歯ぎしりの為マウスピースを使用しています。
また、症状が出る時には左肩に肩こりがあります。

質問は、骨髄炎などの重篤な病気の可能性はあるか?
親知らず抜歯が関係していることはあるか?
歯茎の痛痒さを解消するにはどうすれば良いか?
歯ブラシをして顎に痛みが出るのはなぜか?
とても不安な気持ちで過ごしています。
ご回答、よろしくお願い致します。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
たかな 様、初めまして。
歯茎の痛痒さと顎の骨の痛みでご難儀の事と拝察申し上げます。

文面より推測致しまして、以下の様な要因が考えられます。

1.左下大臼歯知覚過敏(強度)
2.TCH
3.夜間就寝時の歯ぎしり
4.噛み締め癖

上記の2〜4は、肩こりの重要な原因となります。
1〜4が存在する場合、口腔内には、以下の様な症状が出る事が多いです。

1.骨隆起
2.歯の咬耗
3.歯の摩耗
4.歯のヒビ
5.顎関節症状
6.被せ物詰め物がすぐ壊れる
7.知覚過敏の症状
8.歯頸部くさび状欠損
9.舌の痛み、ヒリヒリ感
10. 舌圧痕

対応と致しましては
1.TCH対策(認知行動療法等)
2.適切な歯磨き方法を習う

等が有ります。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯間ブラシをすると違和感があるんですね。


> 質問は、骨髄炎などの重篤な病気の可能性はあるか?

可能性だけを論じれば、直接間接関係なく、骨髄炎になっている可能性はネットでは否定できません。
(診ても検査もしておらずに大丈夫とは絶対に言えません。症状がなくてもなっていることもあります。)


> 親知らず抜歯が関係していることはあるか?

関係していることは考えられます。
特に根っこの部分を骨が覆っていない、親知らずがあったために既に根っこの部分にむし歯っぽくなっている部分があるなど可能性としては高めだと思います。


> 歯茎の痛痒さを解消するにはどうすれば良いか?

これについては様々な原因を考えてその原因に対しての対処を行っていくということしか言えません。


> 歯ブラシをして顎に痛みが出るのはなぜか?

これも顎の痛みというのがどういうものなのか、それを考えて、対策を立てて実際に対処をしてみてうまくいけばそれが原因だったんだろうというのが現実の診療です。

そのうえでTCHはありませんか?
ネットで検索して対策まで行ってみてください。
痛みがなくなるといいですね。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
知覚過敏のようなものかもしれません。
少し歯間ブラシを控えて別な方法、含嗽材などに変えてみてはどうでしょうか。

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