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ご相談

2018/04/09

詰め物・被せ物治療後

虫歯治療後、噛んだり飲んだりすると痛い時があります。

ポメちゃん様35歳女性

昨年6月に右下奥歯の虫歯治療を行いました。
その際、一部セラミックを使用し治療を終えました。

治療中は神経に近いこともあり麻酔をしていても痛みがあり、治療後も何となく痛い状態が続いています。
定期検診が3か月に1回あり、欠かさず行っているのですがその検診でも特に異常はなく、歯を叩いてもらっても風をかけても痛みはありません。

痛みかたとしては、何かを噛んだり飲んだりでたまに痛い感じがあります。
中で虫歯になっている可能性があるのでしょうか・・・

なにかアドバイス等いただけたら幸いです。
よろしくお願い致します。

玉置　敬一　先生からの回答

和歌山県

玉置歯科医院

玉置　敬一先生

ポメちゃん様

う蝕（虫歯）のあった歯をきれいに治療してもらったのですね。
その後、打診（たたいて診察）や知覚過敏（風をかけて診察）でも問題が無いとのこと。
う蝕の治療時にどんなにきれいに細菌を取り除いても、象牙質の中の象牙細管というミクロン単位の細い管の中に細菌が入っています（これを全部取ると多分神経を取る治療になると思います）。
そこで、少しは細菌を残して治療せざるを得ないのが実情です。
ほとんどのケースでは、ご自分の抵抗力でこの細菌はやっつけられるのですが、入っている細菌が深くまで、あるいはたくさんの数が入っていたり、あるいはご自身の抵抗力が下がっている場合も徐々に細菌の数が増えてくる場合があります。
その場合でも様子を見ていると徐々に収まってくるのが普通ですが、いつまでも状態が変わらなかったり、だんだん痛みが増してくる様でしたら歯科医師にその状態をお話しください。
その時、どのような食事をどのように食べたとき、あるいは食事が終わってからどのくらい時間がたったときに、どのような状態（キリキリと痛い、しみるように痛い、鈍痛など）であったかを記憶してお話になるとわかりやすいと思います。
早く良くなると良いですね。