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神経を抜く治療の後に飲む抗生剤の目的は何ですか?

まな様45歳女性
歯茎にニキビのようなものが出来たので神経を抜く治療をしました。
息子はセフェム系統の抗生剤でアナフィラキシーを起こしてしまうので避けています。
説明したのですが、セフゾンを出されていました。

夕飯の時に気がついたので連絡すると家にある抗生剤を何でもよいので3日ほど飲んで、と言われました。
が、小児科でも息子の体質を考慮して抗生剤を出されていないので家にはありません。

抗生剤を飲まないと何か危険がありますか?
この場合の抗生剤は何のために飲むのでしょうか?
予防目的でしょうか?
治療目的でしょうか?

また、今回神経が死んでいるので麻酔無しで処置をしたら、神経が生きていてかわいそうなことになっていました。
見分けるのは難しいのでしょうか?
神経が生きていたのなら、いらない処置だったのでしょうか?

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
抗生物質は、腫れなどがあるようにおおむね感染がある場合です。
治療の補助のように考えたほうがいいと思いますし、予防で服用する場合もあります。

神経ですが、どの部分で生きているかにもよります。
ただ、生きていても感染している場合、残すことで逆に痛みや腫れが出ることもありますので見極めが必要です。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯茎が腫れているということからすると治療目的だとは思いますが、アレルギーがあるのであれば抗生剤は服用しないほうがいいと思います。
お子さんはおいくつでしょうか?
乳歯だとしたら時に歯茎が腫れて神経が死んでしまっていると思っても神経が死んでいなかったということがあります。
(一部死んでいても全部は死んでいないとか、、、乳歯は大人の歯とは違う反応をすることがあるので騙されることがあります。)
処置としては必要な処置だと思います。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
歯茎にニキビのようなものができるのは、神経が変性・壊死してそれが原因で根の先にが溜まってきたときにその出口を求めて見えてくるからです。
その様な状況の場合は、殆どが死んでいるのですが、まれにまだ少し生活反応が残っているケースもあります。
また、根が2本以上ある場合など、1本の根が完全に死んでいても他の根がまだ生きているケースもあります。
主たる症状を見て処置に入っているのですが、レアなケースの時は患者さんに痛い思いをさせてしまうこともあるかもしれません。
また、根尖部の組織が化膿しているので早く改善するように、抗生剤を処方したのでしょうが、飲まなくとも十分な処置がなされていれば、飲まない時より時間は掛かるかもしれませんが、改善してくるでしょう。

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