歯科の説明に対しての質問ですね。
簡単に言うと
保険診療だからです。
保険診療ではその費用が処置によって決まっています。
その費用がとても安いのが原因です。
例えばお書きになってるむし歯治療ですが、プラスチックの
詰め物、日本では3,4千円ほどの処置になります。
3割負担なら1000円ですね。
では同じ処置を諸外国でしたらどのくらいだと思いますか?
だいたい3万から5万円です。
数割安いとかそういうレベルではないことがすぐわかると思います。
根っこの治療でもアメリカでは1つの根っこに対して10万くらいと言われています。
日本だとそれを3,4本ある根っこでも6,7千円で行うことになっています。
またどのくらいむし歯が中で広がっているのかを
レントゲンを撮って見てもらっても、なかなかその理解が難しいと思います。
CTを撮ればその中のむし歯の広がりがわかりますが、もちろん
保険ではそのようなものは認められていません。
> 「じゃあ、削りますね」は言うけど、どれだけの範囲を削るのか、どれだけ深く削るか具体的に説明がない。
歯科医師も実際削てみて触ってその硬さなどでむし歯を判断するわけで、あらかじめその全てがわかっているわけではありません。
なので説明のしようがないのです。
説明としてはむし歯を削りますね、ということしか言えません。
説明をしっかりしてくれる歯科医院もあります。
マイクロスコープを見ながら実際に取っているところを見せてくれるようなところです。
保険診療を取り扱っていない診療所です。
最近は、は様のように説明をしっかりとしてほしい、最高の治療を望むという患者さんが増えてきており、それに伴い
保険診療を行っていない診療所も出てきました。
そういうところで診てもらうというのはいかがでしょうか?