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2017/07/15
ブリッジ 治療疑問

ブリッジを入れてから歯茎が腫れたが2年間は外せないと言われた

ゆりぷー様45歳女性
一ヶ月前にブリッジを入れたのですが、それから歯茎の腫れが起き、再度受診したら「ブリッジを入れた時に根のバイ菌が取りきれていなかったのが原因。保険治療では2年間は外せない。自費で治療するか歯茎を切り開いて根の治療をするかどちらかだ」と言われました。
今現在も腫れは引かず痛みもあります。
本当に2年間外せないと言うことはあるのでしょうか？

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
保険診療ではかぶせ物に対して補綴物維持管理料というものがかかっています。
2年間はもし何らかのことがあっても保険からはお金が出ない、歯科医師の責任でやり直しなさいという保証料のようなものです。
したがって今回のように根っこの治療をしなければならなくなった場合、かぶせを外して根っこの治療をした場合その歯科医院ではかぶせを無償でやり直さなくてはいけなくなります。
それがその歯科医師のせいであれば本来無償でやり直さないといけないと思いますが、そうでない場合には歯科医師の気持ちもわかります。
基本的にはかぶせを外しての治療になると思いますが、かぶせをほかの歯科医院でするつもりで根っこの治療をするか外科的に治療をするかということになると思います。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
保険の制度的なこともありますが、他の医院であれば外すことも可能だと思います。

酒井　信　先生からの回答

酒井　信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井　信先生
2年間は責任を持って管理しますという意味で、管理料を算定している医療機関のようです。
外すことができないのではなく、外してやり直してもその医療機関では保険で算定・請求できないという意味です。

今回のように被せる前には症状が無かったものが、被せたのちに症状が出たケースなど、この制度にも問題はありますが、本来、根の治療をやり直して被せなおさなければいけないことになっていますが、中にはよく理解していない医療機関もあるようです。

やり直しをやって頂けないようなら別の医療機関にお願いするしかありません。

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