歯のお悩み相談詳細

ご相談

根の治療後、冠を被せる時にめたるコアにする場合18金が良い?

トロン様48歳男性
5番目の歯の根っこの治療を済ませ、いざ土台と保険にするか自費の金属(金合金か18金)にするかで迷っています。

近い将来より目立つ4番の歯の治療も控えているので(虫歯、白い歯へのやり直しなど)今回の5番は保険でいいかなと思っていましたが、帰宅後に色々調べていてファイバーコアという土台があることを知りました。

通院中のクリニックではホームページや頂いた料金表にもファイバーコアの記載はありません。
衛生士さんの説明でも保険のあまり良くない土台とにするか、自費の良い金属土台と冠にするかだけでした。

ファイバーコアという選択肢はそのクリニックには無いようでちょっと不安になりました。
インプラントなども積極的にやっているところなのですが。

今さらクリニックを変えるつもりはないので、あとは保険の土台+にするか自費の金合金か18金コアにするかの選択で迷っています。

30代ですが反対側にはブリッジがあったり過去の治療跡も多く、将来的に歯を失うリスクは人よりも大きいかもしれないので、今回の5番の歯に対して、すこしでも長持ちさせるためにメタルコア一択の場合、18金コアが賢明でしょうか?

金合金の土台は保険のものよりは上質だが、硬すぎて破折のリスクが高いとも聞き、わざわざ選ぶものではない気がしています。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
治療方法のことでの質問ですね。
ファイバーコアは確かに歯根破折を起こしにくいということで注目はされている素材ですね。
では保険のものでは、ということになると、今は保険でもファイバーコアをしているところもありますし、メタルコア(銀合金)のところもあればレジンコア(ファイバーの代わりに金属の芯、これも材質がステンレスだったり真鍮だったりと様々あります。)のところもあります。
どの材質が優れているのかということが一番関心のあるところだと思いますが、実はそのやり方、残っている歯質の質や量、その他諸々の条件でどれが優れているのか、というのはその中の一つの要素でしかありません。
例えば歯質がたくさん残っていればファイバーは有利ですし、レジンコアでも十分かもしれません。
逆にかぶせを取り囲む歯質が残っていない状態、その場合ファイバーコアは適応外とされています。
(実際にはされていますが長期的に安定しているかどうかは何年も待たないとわかりませんよね。)
だとしたらその場合にはメタルのほうがいいかも知れません。
破折のリスクというものを材料だけで論じてもあまり意味はなく、口腔内全体のかみ合わせ咬合状態や歯を動かしたときの咬合などを総合的に判断しないと、どの材料が優れているということはなかなか言えないものだということをご理解ください。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
治療方法は先生ときちんと相談することでいいと思います。
また、保険の中でもファイバーを使うことは可能だと思ったのですが。

歯科医院を探す

全国約68,000件の登録歯科医院より、お住まいの地域や治療内容にあった歯科医院を検索できます。

詰め物・被せ物に関するお悩み相談

お口の悩みを歯科医師に相談する

ログイン 歯の悩みを相談 歯科医院を検索