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2017/05/07

マウスピース矯正の治療中、前歯に逆三角形の隙間ができました。

小鈴様42歳女性
インビザラインライトで矯正治療中の35歳です。

12年前にワイヤー矯正を終えたのですが、後戻りをしてしまったのでインビザラインライトで治療を始めました。
引っ越したので前回とは違う先生の元で治療中で、現在ステージ9のマウスピースをつけています。

今現在、不安なことがあります。

治療前にクリンチェックを見せていただいた際、ステージ7〜14にかけて、重なっていた前歯が動き、逆三角形の隙間ができていました。
(ブラックトライアングルというのでしょうか?)

「最終段階で前歯に隙間が開いたら困ります。」と気になる点を指摘しましたら、「こればかりはやってみないとわからない。やってみて気になるところは1回分のアライナーは追加で調整できるし、それでも気になったらアソアライナーやワイヤーで調整しましょう」という回答でしたので、先生を信じて治療を開始しました。

そしていま、ステージ9まで進み、クリンチェック通りに前歯に隙間が開いてきました。
笑うと前歯の隙間にものが詰まったように見えてしまい、とても気になっています。

メンテナンスの際に先生に見ていただいたら、「最後までやってみないとわからないからとりあえず最後までやってみましょう」ということでした。

(1)クリンチェックの最終段階に前歯部分に隙間があるのですが、先生のおっしゃる通り「やってみないとわからない」ことなのでしょうか?

(2)インビザラインライトの追加アライナーは1回です。
1回のマウスピースでこの隙間を修正することは可能でしょうか?

再治療となった場合料金が発生してしまいます。
治療前にクリンチェックを再修正できたのではないかと、疑ってしまいます。

ご回答、よろしくお願い致します。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
矯正での歯並びに満足できないんですね。
インビザラインというものについてほとんど知識がないのでクリンチェックというものがどういうものなのかもあまりよくわからないのですが、インビザラインのようにマウスピースで歯を動かすことにはやはり何らかの限界があります。
インビザラインについてはほんとに何も知らないのにこのようなことを言うのはなんですが、歯と歯の間のことだけではなく上下の歯のかみ合わせも最終的な歯並びには関係してきますし、歯周病とのからみも出てくるでしょう。
人間の体は機械のように100パーセント予測できるものではありませんし、出来たか、出来なかったかなどの予測も困難です。
最初から先生も必ずこうできます、ということも言っていないようですし、ダメな場合の時のことも提案されているようです。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
> (1)クリンチェックの最終段階に前歯部分に隙間があるのですが、先生のおっしゃる通り「やってみないとわからない」ことなのでしょうか?

歯を動かした場合、このような隙間ができることあると思います。
特に歯肉の薄い日本人には多発の傾向があります。
ですので、別の方法で埋めることになるかもしれません。


> (2)インビザラインライトの追加アライナーは1回です。
> 1回のマウスピースでこの隙間を修正することは可能でしょうか?

おそらく無理だと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
小鈴 様、初めまして。
インビザラインの矯正治療中で、ブラックトライアングルが気になる事と拝察申し上げます。

一般的に成人の矯正治療の場合、治療装置に関わらず、以下のリスクが有ります。

1.リラップス(後戻り)
2.ブラックトライアングル
3.歯根吸収

常に上記のリスクが付きまといます。

私たち矯正医もこれらを起こさないように努力をするのですが、100%完全に防止する事は、困難です。
日々、このリスクと戦っております。
しかも、発症するかどうか予測が立たない事も有ります。
クリーンチェックの修正を行っても防げるかどうかは、わかりません。

できてしまったブラックトライアングルの対応方法としましては、

1.ディスキングによる歯間の狭窄化による改善
2.ヒアルロン酸の注入

2.に関しましては、実際に行ったことが有りませんので、あまり確約は出来ません。

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