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ご相談

2017/04/26

根(神経)の治療抗生物質（薬）

歯の根元が膿み抗生剤を処方されたが、痛みが引きません。

どんどん様29歳女性

こんばんは、質問失礼いたします。
歯医者恐怖症で右上の奥歯の虫歯を放置しており、二日前から発熱、悪寒、咳、横になると顔面痛、鼻の奥のプチプチ音がしてツーンと頭の方に痛みが出る、座ったり立ったりすると激しく脈の打つような頭痛がします。
この症状を調べてみたところ歯性上顎洞炎の症状が一番当てはまったため、今日勇気を出して行って診察の際にレントゲンを撮影してもらったところ、根元が膿んでいると言われ、とりあえず抗生剤で菌を小さくしてから治療しましょうと言われ、カロナールを投与していただき帰宅して飲んだのですが痛みに対しての緩和がありません。
また、授乳中であるためカロナールを半分に割って１回半錠ずつのむようにといわれました。

カロナールは痛み止めの作用もあると思うのですが、こちら頭痛や悪寒に効かないのは歯性上顎洞炎の症状からきているものじゃないのでしょうか？

また、歯を抜歯する前に耳鼻科に行って相談することも痛みを治す近道なのでしょうか？

歯医者に行かなかったわたしが悪いのですが、どなたか教えてくださいm(_ _)m

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

歯性上顎洞炎は文字通り歯から上顎洞という空洞にまで炎症が波及したものです。
歯の根っこの中の歯髄が死んで空洞になり、その空洞を伝って細菌が上顎骨の中に達しその上顎洞の骨を侵蝕していき（根元が膿んでいるといわれたのはこのことです。）、上顎洞にまで達して上顎洞が炎症を起こしているというのが歯性上顎洞炎です。
耳鼻科に行っても歯から来ているものだということがはっきりしているのであれば、歯科に行きなさいと言われるだけです。
カロナール錠が半錠では鎮痛効果は非常に少ないでしょう。
炎症は数日で収まってくることが普通ですが、痛みがひどいようなら明日にでも電話連絡して、もう少し痛みをとってほしいということを言って相談しましょう。