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銀インレーと白レジンでは歯を削る量は違うのでしょうか?

sagane様51歳男性
銀のインレーと白のレジン充填の処置では天然歯を削る量は変わらないのでしょうか?

上奥歯の5番に小さい虫歯があるようです。
その奥の歯と接しているエリアに近いようです。歯間です。
(厳密に横の6番とくっついているエリアかどうか詳しく聞きませんでした。そういう場所が2箇所あって、見る限りでは厳密に密着しているエリアとはちょっと離れている場所にあるように見える患部と、密着しているだろう患部と2箇所ありました)

歯医者さんから、削って型を取ってから銀をはめようと考えていると説明がありました。
散々、ほかにも銀クラウンの歯があるのですが、やはり銀のインレーには抵抗があります。
小さい虫歯であれば白いレジン充填でやってほしいと思うのですが、歯科助手さんが言うには歯の間の狭い場所で手作業で白いのを埋めるのは難しいし強度が足りないので、銀のインレーを考えているということでした。

そこで質問です。
たとえば無理やり奥歯の歯の間という場所を白いレジン充填で処置するとすれば、天然歯を削る量・容積としては、銀のインレーをする場合とほぼ一緒なのでしょうか?
教えてください。

私のイメージでは銀のインレーでは、インレーを固定するために銀の大きさを長さ的には歯の直径に渡って長く、厚みを多少持たせるために、虫歯の患部よりもだいぶ大きく天然歯を削る印象があります。
ですからレジン充填にしたほうが天然歯が減る量が少ないと思うのです。
私としては信頼している歯医者さんでありますし、先生のガイドの通り銀のインレーを入れる方向に従ったほうが無難で安全だと考えているのですが、なにぶんその場所の虫歯レントゲンで素人ながら見る限り、且つ当初のドクターの説明の様子から小さい虫歯だと思うので、そのために銀のインレーを入れるために大きく歯を削るのに抵抗があります。

インレーに比べるとレジンだと二次カリエスのリスクも減るようですが、歯を削る量が変わらないとすれば、心情的に銀のインレーを入れることに踏切り安いと思い、お伺いしました。

先生方よろしくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
> そこで質問です。
> たとえば無理やり奥歯の歯の間という場所を白いレジン充填で処置するとすれば、天然歯を削る量・容積としては、銀のインレーをする場合とほぼ一緒なのでしょうか?

レジン充填のほうが削る量は少なくなります。
これは一般論で言っても間違いないと思います。

ただし歯と歯の間ということになると埋めるのが難しい面があり、2次カリエスになる確率はレジンのほうが高いと思います。
この点については間違っているような気もします。
あくまで私の感覚であり術者の技術によりけりで非常に左右されるところとなるので、一般論では言えないところです。
例えばルーペ、マイクロスコープを使い歯と歯の間の一番奥底の部分をしっかり見ながら充填することができるとか、むし歯になりにくい材料を使うなどの工夫をすれば2次カリエスにはなりにくいと思います。
インレーインレーで、うまい技工士さんが作るものは非常に精度もいいですが、そうでない可能性もあるのでこちらもバラツキがあります。

そういう意味で、歯科医院によってその勧めるものが違うということで歯科医院の競争があるわけです。
蛇足ですが、私は多くの場合レジンでの充填をすることが多いです。
(ここでは書きませんが、2次カリエスにならないように工夫をしています。)

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
削る量は悪い所だけ削るレジン充填のほうが少ないと思います。
ただし直接口腔内で詰めますので、隣接面(歯と歯の間)に詰める時適切な接触関係を再現できるか、かなりテクニックを要する処置となります。
余分(はみ出して)に詰めてしまうと汚れをためる原因になりますので、その意味では二次齲蝕になり易いともいえます。
一方、メタルを詰める場合は、型を取っての間接的な処置になりますので、詰め物が落ちないための方策として虫歯になっていない部分も削らなければいけない傾向があります。
接触関係はしっかり再現できます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
削る量ですが、プラスチックが壊れない量になります。
ここ最近は接着が進化しましたので、どちらでも大丈夫かと思います。

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