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ご相談

2017/04/24

かみ合わせ治療後

歯の根元の痛みが治まった。どういう状況でしょうか？

cbr600fs様48歳女性

4,5ヶ月ほど前、右下奥歯が急に痛み歯科を受診しました。
噛み合わせが良くなく調整してもらいましたが、痛みがすぐに良くならず抗生剤を2種類飲んでいました。
しばらくして痛みが減ったので(完全になくなったわけではありません)そのままにして、知覚過敏用の歯磨き粉を使用していました。
歯科医師には痛みがなくならければ神経を抜くか歯を抜くかになると言われました。
他にbiteplaneを作って夜中の歯の食いしばりによる神経への負担を軽減するという選択肢も教えていただきました。
ただ、私はカナダに住んでいてどれも高額な治療なのでどれにしようかずっと迷っていました。
歯の痛みというか違和感は残りましたが痛くて眠れないというほどではなかったので特に歯科受診もしていませんでした。

数日前、何か硬いものでも噛んだのか同じ所の歯茎に亀裂と腫れがありしばらく右では噛まないようにしていましたが、腫れも落ち着いた頃突然歯の根元が痛みとうとう膿が溜まってしまったのかと心配しました。
すぐに歯医者に行くことができずに2日ほど経ちましたが何もせずに痛みが減って来ています。
これはどういうことでしょうか。
痛みが減っているのであれば心配する必要はないのでしょうか。
それとも、完全に歯が死んでしまっているのでしょうか。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

実際に診ないと何もわかりません。

わからないというよりも、強く噛んだことで歯根膜が一部剥がれてしまったが治ってきた。
神経が死んで痛みがなくなった。
神経はすでに死んでいたけれども、根尖病巣の急性炎症が起きておさまった。
どの様な状態も可能性としてあるということです。
ただ言えることは心配する必要がないことはないということです。
痛みが出るのは体からの警告であり、その原因を突き止め治療しない限り大丈夫とは言えないです。
（体はずっと痛みを感じ続けるわけではなく炎症が慢性化して痛みは感じなくなっていますが、根本原因は何一つ変わっていないです。）