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奥歯に詰めた銀歯をメタルフリーにする場合のリスクについて。

むぎ様59歳女性
こんにちは。
奥歯に、保険の銀色の詰め物があります。
大きめの詰め物の歯と、一部が隣接歯まで触れている花びらのような形の更に大きな詰め物の歯があります。
このような大きな詰め物メタルフリーに替える時、もっと削るとなるとどんな歯になってしまうのか気になります。

再度インレーにできますか?
神経を抜いたり、差し歯になってしまう事もありますか?

大きな詰め物の詰め替えリスクがあったら教えて下さい。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
インレーをやり直すことのお悩みなんですね。
詰め物の種類には金属のインレーレジン充填セラミックインレー等様々なものが考えられます。
強度の面でいうと金属が一番頑丈です。
これをセラミックで修復するとなるとある程度の厚みを必要とするなどのため、さらに歯を削る必要が出てくる可能性が有ります。
ではレジンでは、というと、これは一番強度もなく、歯と歯の間の根本のあたりは治療が不十分になる可能性もありますし、強度的にも破折する可能性が考えられます。

外すために削ることによってしみるなどの問題のため神経をとる必要が出てくる可能性もあり、それらを含めてそのリスクを背負ってメタルフリーにしてもらうしかありません。
絶対にという保障は医療では不可能です。

実際にはそこまでのリスクはない可能性が有りますし、どういう状況なのかを主治医としっかりと相談してもらって決めてください。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
再度のインレーですが、削った量にもよります。
接着がきちんとしていれば問題はないと思われます。

川原 正照 先生からの回答

川原 正照
広島県
医療法人社団誠美会 川原歯科医院
川原 正照先生
むぎ 様

大きく削るか、どうかはむし歯の大きさによります。
今痛みがないからと言っても詰め物を取って見ると大きなむし歯があることもしばしばです。
本当にむし歯がなければ大きく削る必要もありません。

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
大きな詰め物でもメタルフリーの材料ですることは可能です。
あまり複雑な形態になる場合は、被せる形をとったほうが安全な場合もあります。

神経をとるかどうかは、虫歯の深さに関係しますので、個別の問題になると思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
むぎ 様、初めまして。
銀歯の詰め替えがご心配の事と拝察申し上げます。

一般的に、インレークラウン等を詰め替えたり、被せ直したりしますと大なり小なり、歯にダメージを与えます。
時に抜髄(神経を取る)に至る事もあります。
金属アレルギー等でメタルフリーになさる場合は入れ替えも止むを得ませんが、現在特に症状も無く、インレーに問題が無ければ、慎重に行う事をお勧めいたします。

セラミックインレーは、審美性に優れ、組織親和性も良いのですが、デメリットとして、
1.破折する事がある。
2.銀歯インレーに比較して、歯を大きく削らなければならない場合がある。
等があります。
保証期間が設定されているかも確認する必要があります。

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