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2016/03/03
小児歯科 治療中

1歳半の子供の歯茎に膿がたまってしまった。治療について教えて

miii様32歳女性
いつもお世話になります。

1歳半の息子が前歯6本、重症のエナメル質形成不全です。
定期的に歯医者に行っていたのですが、ふと歯磨きのときに前歯の裏を見ると黒い点が、、、。
これまでの歯医者を変え、小児歯科専門医へ行くことにしました。
診断は、虫歯でした。
そして、その前歯の上の歯茎に膿が溜まっていました。
歯茎を電気メスで切って、膿を出しますと言われ、先日手術をしました。
それから1週間ほどたつと、膿はなくなったのですが、歯茎に穴が、、、。
昨日病院にいくと、良くなっていないから抜歯になるかもしれない、今回は詰める薬を変えてみて、次回、良くなっていなければ抜歯と言われました。
歯茎が溶けている部分は、骨が溶けているからといっていました。

そこで質問です。
(1)ネットで調べていると、電気メスで切った部分を縫っている方が多かったのですが、息子は縫われていませんでした。
そのせいで歯茎に穴が空いてしまった可能性はあるのか？

(2)その穴はちゃんと元にもどるのか？

(3)やはり抜歯しかないのか？
レントゲンを初診の際にとったのですが、動いてうまく撮れていなかったようで、それ以降、レントゲンは撮っていません。
レントゲンを撮らなくても、抜歯という判断はできるのでしょうか？

親の責任でこんなに小さい息子にしんどい思いをさせて本当に申し訳ないです。
宜しくお願い致します。

河原　雅朗　先生からの回答

河原　雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原　雅朗先生
> (1)ネットで調べていると、電気メスで切った部分を縫っている方が多かったのですが、息子は縫われていませんでした。
> そのせいで歯茎に穴が空いてしまった可能性はあるのか？

膿を出すことが目的での切開の場合縫うことはしません。
またそのせいで歯茎に穴が開いてしまう可能性はありません。


> (2)その穴はちゃんと元にもどるのか？

心配しなくてもきれいに治ります。


> (3)やはり抜歯しかないのか？

これについては判断できません。
判断できるだけの情報がありません。

甘いものを飲ませたり食べさせたりということを日常するようなことをしていないのであれば、エナメル質形成不全になったことは親の責任ではありません。
子どもの歯は大人の歯に生え変わるので、その歯をむし歯にしないように育てるようにいろいろと勉強して頑張りましょう。

渡辺　英弥　先生からの回答

渡辺　英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺　英弥先生
> (1)ネットで調べていると、電気メスで切った部分を縫っている方が多かったのですが、息子は縫われていませんでした。
> そのせいで歯茎に穴が空いてしまった可能性はあるのか？

骨の裏打ちがない場合その可能性があります。


>(2)その穴はちゃんと元にもどるのか？

骨がないということは何か感染がある疑いも考えられます。
なので、それがなくなれば、歯肉の穴はふさがると思います。


> (3)やはり抜歯しかないのか？
> レントゲンを初診の際にとったのですが、動いてうまく撮れていなかったようで、それ以降、レントゲンは撮っていません。
> レントゲンを撮らなくても、抜歯という判断はできるのでしょうか？

レントゲンの黒い空洞の大きさと永久歯への影響も考えた場合、その可能性も否定できません。

川原　正照　先生からの回答

川原　正照
広島県
医療法人社団誠美会　川原歯科医院
川原　正照先生
miii 様

(1)電気メスだけでも、縫ったとしても、感染があれば傷口はうまく塞がりません。
まだ歯ぐきや骨の一部が感染しているため塞がらないのでしょう。
縫ったから塞がるというものではありません。

(2)おそらくもう一度麻酔して掻把してあげないと感染はなくなりません。
後続永久歯への悪影響を考えると早く抜歯して掻把したほうがいいかもしれません。

(3)そのほうがいいと思いますよ。

船津　三四郎　先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津　三四郎先生
miii 様、初めまして。
お子様のエナメル質形成不全及び虫歯でお悩みの事と拝察申し上げます。

実際にお子様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、実際に歯根嚢胞の診断がついたのでしょうか？

年齢的に、レントゲンや、歯根嚢胞手術自体が、大変難しい状況かと思われます。　
本当に歯根嚢胞の摘出手術ならば、私なら、総合病院の口腔外科を紹介致します。
（本当に歯根嚢胞の摘出手術ならば、年齢的に入院手術になると思われます。）

一般的に電気メスは、止血作用も持っている為、縫合しない事はよくあります。
1歳半の幼児のレントゲン撮影をきちんと撮る事は、極めて難しいです。
被ばくの問題も有りますので、年齢的に、短期間に何回も撮影する事はお勧めできません。

これから生えてくる永久歯への影響を考慮しますと、抜歯も止むを得ない選択かもしれません。

酒井　信　先生からの回答

酒井　信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井　信先生
ご心配なことですね。

膿を出すために切開するのですから、一般的に切った後は、縫いません。
いつまでも穴が開いているのは、歯の根の中がまだ汚れているからでしょう。
根の中が根管治療によりきれいになれば穴は塞がりますが、治療効果が思わしくないときは抜歯もやむを得ないかもしれません。
よくなるとよいですね。

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