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2009/12/14

奥歯(臼歯)の延長ブリッジにすることついて

ピカピカ様56歳男性
既に親知らずは4本無いのですが、右上7も抜歯し、一年近く放置していました。
右上56は既に神経が無く、右下567も神経がありません(歯はあります)。
神経の無い右上6が虫歯になってしまい、そこの治療に行った際、医者からは、そのまま放置だと右下7が伸びてきてしまうので、延長ブリッジをするよう薦められております。

ブリッジは手入れも大変そうですし、特に延長ブリッジは残っている歯に負担がかかるからよくないとの話もあるようです(いろいろ独自で調べただけですので、これが正しい見解かは不明です)。

 できればこのまま放置したいと考えております。放置するとどうなりますか? どうすることがベターでしょうか?よろしくお願いいたします。

須田 晶 先生からの回答

長崎県
アキラデンタルオフィス
須田 晶先生
右下を何らかの方法で固定すると挺出はないと思いますが、しっかり咬む部位を残すことは大切なことです。

放置すればやはり挺出してきて知覚過敏噛み合わせに(つっかかって)不具合が出る場合もあります。

延長ブリッジに関しては考え方がDrによって違うのが現状です。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
その調べられた見解で正しいと思います。

私自身も、延長ブリッジは正直お勧めできません。土台になった歯が駄目になることが多いイメージがあるからです。そのままにしておくと上の歯肉にぶつかることも考えられますので、何らかの処置は必要になります。
やむをえない場合(金銭的な問題など)延長ブリッジも仕方ないでしょう。

またそこだけの義歯でしのぐやり方もあります。あとは多少お金がかかりますが、必要であればインプラントも選択肢です。親知らずがあれば、と思いました。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
延長ブリッジの長所
下顎の7番の歯の挺出を防止できる。

短所
6番に負担がかかり、56ともに寿命が短くなる可能性がある。

何もしない(6番の虫歯の処置はしてくださいね。)時の長所
上の5番を削ったりしないのでこちらへのダメージはない。
6番の処置だけで済む。

短所
7番が挺出してくることがある。その場合顎関節症知覚過敏
咬頭干渉による歯周病などが起こる可能性がある。
簡単に言うとこういったところです。

実際のお口の中で、食いしばり歯ぎしりの強そうな人であれば延長ブリッジは僕自身は避けた方がよいと考えています。(というよりも20年くらいのスパンで見たときには延長ブリッジにしたときの予後の方がよくないと考えて、私はあまり行っていません。

たとえ右下の7番が挺出して、抜歯となったとしても、6番からの歯列がしっかりしていればその方が力学的に長持ちすると考えているからです。)

ただ、ドクターによっては延長ブリッジで大丈夫といわれる先生もおられます。7番に何もいれずに置いておくか、延長ブリッジか、永遠のテーマのような気もします。

それぞれに一長一短あるのでどちらの方がよいのかという最終判断をするのは患者さん自身になります。今回の場合、私が考えるベターな方法は、患者さんの希望の治療ということになります。

藤原 慶輔 先生からの回答

藤原 慶輔
京都府
ふじわら歯科クリニック
藤原 慶輔先生
放置するより治療した方がいいと思います。
理由は(そこの治療に行った際、医者からは、そのまま放置だと右下7が伸びてきてしまうので、延長ブリッジをするよう薦められております。)だからです。

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