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2015/05/31

知覚過敏だった歯が痛む。このまま症状が改善することはある?

ジョセフ様37歳男性
はじめまして。
急に知覚過敏だった歯が痛んだのでご相談させて頂きます。

まず、痛んだ歯の詳細を記入致します。
右上第一小臼歯
1年半前に虫歯治療
神経ギリギリだったとの事、麻酔が切れた途端に、露髄したような強いしみがある。

担当医に相談『神経が過敏になっている可能性もあります。抜くのはまだお勧めできません』としばらく知覚過敏の塗り薬と、シュミテクトのサンプルをもらい、様子見、1ヶ月過ぎるとしみも楽になりました。
その半年後、お酒を飲んだ時に嫌な痛みがその歯から出現しました。
30分は続いて、酒も不味くなったのでしばらく酒を控えると、その1ヶ月後にはその症状も消失しました。

そんなこんなで、治療から約1年半の今日より3日前、急にその歯から上記の酒を飲んだ時の痛みが表れました。
大体時間にすると、食後10分くらいです。
痛みの程度なんですが、半年前に別の歯の根が膿んだ時の痛みが10としたら、大体4くらいで、不恰好ながら食事も出来ました。
そして、今日には、噛み締めた時以外は痛みもありませんでした。

これは、神経が死にはじめているのでしょうか?
それとも上記のお酒で痛みが出た時のように一時的に神経が過敏になったのでしょうか?
このような状態で症状が以前のように改善する事はありますか?

根が膿むのはもうこりごりなので、なるべく早く受診したいのですが、こちらで緊急度をお聞きしたく、ご相談させて頂きました。宜しくお願いいたします

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
実際に見てませんからどの程度の緊急度合なのかはわかりませんが、少し気になることがあるので説明させてもらいます。
TCHという言葉は聞かれたことがあるでしょうか?
TCHは歯を当て続ける癖のことです。
これがあると歯に非常に負担がかかります。

知覚過敏というのは歯に力が加わり、目に見えないようなひびが歯の側面や溝のところに起こってくることで、歯髄が興奮する状態になることです。
第一小臼歯というのは歯を横にギリギリすると、とても負担がかかりやすい歯の場所なので咬合調整をして対処したほうがいいかもしれません。
それによって知覚過敏が解消される可能性もあります。
ただ、ひびというのは小さなものから大きなものまでどこからが小さくて、どこからが大きなものかいうことはできるものではありません。
小さなものであれば歯髄のほうが反応して象牙質を内面に作り、しみるのがましになってくることもあります。
逆にひびが大きくて、歯が割れてしまったり歯髄が死んでしまうこともあります。
どちらに転ぶかは誰にも判断できません。
もちろんTCHをしてたらそれをやめる、咬合調整をして側方干渉を取るということでそのリスクはかなり軽減できるかもしれません。
(実際に見てないのでわかりませんが)

ただどちらにしてもかなり痛みが続いたり、症状としては重そうなのでそろそろあらかじめ歯髄を取るということも考慮したほうがいいかなとは思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
現在の歯ですが、そのしみ方の持続時間と発現する状況で違ってくると思います。
が、かなり深い虫歯であったとすると、神経が傷んでいる可能性もあります。

一度詰め物を外して仮の詰め物をしてみてはいかがでしょうか。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
ジョセフ 様、初めまして。
しみる歯が、気になる事と拝察申し上げます。

実際にジョセフ様の口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、一般的に深いむし歯を充填した後、しみたり、疼痛が発現する場合があります。
象牙質内の象牙細管を通して温度刺激、接触刺激、酸味刺激等が歯髄内の神経に伝わる為です。

1.症状が漸次減少傾向に向かう場合は、数か月から1年程経過観察です。
 歯髄腔内部に二次象牙質が造成して来て、神経が守られ、疼痛が消失する場合があります。

2.症状が漸次増加傾向に向かう場合は、歯髄炎に移行しつつあります。
 抜髄(神経を取る)に至る場合もあります。

担当医に良く御相談下さいね。

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