ブリッジができるかできないのかという相談ですね。
左上の3番4番が
欠損している状況ということですが、この場合
保険で
ブリッジをしようと考えると、
右の1番から左の6番までをつなげる
ブリッジ
右の3番から左の5番までをつなげる
ブリッジ
右の2番から左の6番までをつなげる
ブリッジ
という場合にしか
ブリッジができません。
(これは歯にそれぞれ指数が割り振ってあり、その支える指数がなくなった指数を上回る必要があり、しかも連続して
欠損している場合にはそれを支える隣の歯の指数がさらに必要になったりというような数式で出すもので決まってきます。)
もちろん
保険外であればどのような
ブリッジでも可能にはなってきますが、なぜ
保険でそのような指数が割り振られているのかということを考えると、長期的な安定は望めないということになります。
ましてやご自分でもご理解しているように、根っこの短い歯であればその歯がダメージを受けることはまず間違いないことです。
保険では2年間の維持管理が求められています。
ということは、2年持てばそのあとはその歯がなくなってしまう可能性があるということです。
今回
ブリッジをすることが可能かどうかというご質問ですが、2年持てばそのあと入れ歯にするということであればそれも可能だと思いますが、5年10年持たせたいと思うのであれば
ブリッジはしないほうがいいと思います。