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ご相談

2015/05/19

虫歯治療方法

虫歯と歯周病の治療は同時並行で行えますか？

ろんろん様38歳女性

現在左奥の第三大臼歯が虫歯があり、根管治療中です。
他にも虫歯が数箇所あります。
右奥の第三大臼歯と第二大臼歯（8番と7番）が銀歯で、もう銀歯にして何年か経つのですが、2本とも歯茎との間に僅かな隙間（爪の先が入るほど）が出来ており、また8番と7番の歯間（外側）に隙間もあり、そこにも爪の先が入るほどの隙間が空いています。

ここ数日、その外側の隙間に痛みがでたり、しみたりします。
銀歯と銀歯の隙間に虫歯ができたのか、そもそも2本ともにある歯茎との間の僅かな隙間が虫歯なのでしょうか？
主に第三大臼歯は疼痛があります。

もともとは、左奥の第三大臼歯の虫歯治療が通院のきっかけなのですが、レントゲンや歯のチェック（何番が虫歯など）をされたときには、その銀歯については何も指摘されませんでした。
もし右奥の銀歯が虫歯だった場合、左奥との治療同時進行は可能ですか？

また左犬歯と第一小臼歯の歯と歯茎の間から歯磨きすると出血します。
初診時、歯茎のチェックなどはしていないので、歯周病の相談もしたいと考えています。

いろいろなところが痛んだり気になったりしていて、どのように先生に伝えればいいか迷ってしまいます。

左の根管治療をしながら歯周病の治療は平行できるのでしょうか？
いろいろと質問してしまい、申し訳ありません。

宜しくお願い致します。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

いろいろとお悩みのようですね。

まず右の方ですが、

> 銀歯と銀歯の隙間に虫歯ができたのか、そもそも2本ともにある歯茎との間の僅かな隙間が虫歯なのでしょうか？

これは診てみないことにはわかりません。
銀歯ということですが、神経はあるということなんだと思います。
このあたりレントゲンでいろいろ確かめないことには何とも言えません。
隙間に関してですが、型どりをして被せる際にある程度の誤差はあります。
パッと見で被せた時に問題なければ段差には気が付かないことがほとんどです。
また健診をしたときにもそのような被せのわずかな段差を全部指摘してると、すべての処置歯をやり直すことになったりしますから現実的ではありません。

> もし右奥の銀歯が虫歯だった場合、左奥との治療同時進行は可能ですか？

可能ですが、左のほうに痛みが出た利して噛みにくくなるリスクは背負わなくてはいけません。
また両方同時にするにしても、かける時間を半分半分にするのであればあまりお勧めはしません。

歯周病の処置ももちろん必要ですから相談したらいいと思いますが、保険診療では一度の診療時間がある程度限られているので、いっぺんに全部というわけにはいかないのかもしれません。
根っこの治療はそれこそ非常に時間がかかります。
特に親知らずは根っこの本数や形態がバラバラで、しかも細かったり曲がっていたりと非常に困難なケースが多いです。
なので時間がかかっているのでしょう。