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ご相談

2015/02/05

詰め物・被せ物治療疑問

前歯がかけ治療に行くと、痛みもないのに抜髄し被せると言われた

よしのり様57歳男性

前歯が1mm〜2mm程角が欠け、歯医者に行きました。
説明では、「土台を作って、被せます！」と言われただけでした。
抜髄することや、差し歯(クラウン)になることの説明はありませんでした。
歯と歯の間側が以前に虫歯になっていたようで、プラスチック(コンポジットレジン？)のようなもので埋めてあります。
裏側も、だいぶ前ですが、虫歯を削っている可能性があります。

周りの皆には、「なんでそれだけ欠けただけで神経を抜くの？」と言われてばかりです。

治療した医師は、電話では教えてくれず(電話にもでない)、また、治療の予約前に相談したいと申し立てましたが、予約の日まではダメだと断られました。
このことで、うつ病状態になり、3日程殆ど寝ることも出来ないことを伝えても、どうしても説明を聞くことができませんでした。

痛みもありませんし、欠けた部分以外は、特に異常もなく、ひびもありません。
他に抜髄して、差し歯にするしかないと判断した理由で考えられることはありますでしょうか？

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

詳細な状況がわからないのでわからないことだらけなんですが、一つ補足させていただくと、土台を作って被せるということは土台を作るために神経をとって土台を作り、その上を被せますということで、説明をしていないわけではないと思います。
クラウンというのが被せのことですし、さし歯というのはいわゆる差し歯であり、実は昔でいう本当のさし歯というのが今はありません。
（昔は根っこの管の中にさす土台と被せが一体となったものがあり、それをさし歯と言っていましたが、今でもなぜかそれが一般の人になじみがあるので被せのことをさし歯と言っているだけです。）

可能性としては歯が欠けた部分は小さいけれども、その他にもつぎはぎでレジンを詰めていたりする場合、強度的に持たないと判断してしっかりした土台を立てたほうがいい、そのために神経をとったほうがいいと判断したのかもしれません。