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保険と保険外で使われる金属の詰め物について。

ゆきんこ様51歳女性
歯の詰め物で、保険外のゴールドを歯科医院で勧められ治療しました。
あるネットでゴールドインレーの注意書きがあり不安になり相談させていただきます。
保険外でも保険と同じ金属(金銀パラジウム合金)が使われている場合もあるのでご注意ください。」といった内容が書かれていました。
保険だと、金銀パラジウム、ニッケルクロム合金、保険外だと18K・20K、白金加金PGA合金と書かれていました。
見た目では保険保険外が見分けがつかない事があるのでしょうか?
金色の詰め物保険のものもあるのでしょうか?
それとも保険外の成分が混ざっているということなのでしょうか?
歯科医院に言えば、ゴールドインレーに使われている成分など詳細を書面などで出してもらうことは可能なのでしょうか?

いろいろと質問してしまいましたが、どうぞよろしくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
保険保険外の金属に限らず、歯科で使われている金属はすべて合金です。
合金とは金属が数種類混ざっているということです。
例えば保険金パラといわれる一般的なものは、金が14パーセント、あとはパラジウムが主で、銅、スズ、亜鉛、などが含まれている合金です。
金といわれるものでも、金単体では柔らかすぎるので18K位の合金が使われます。
鋳造しやすさ、適合具合などをよくするためにメーカーによって少しづつ金属の配合が変わっています。

金色をした保険の金属はあるにはあります。
インジウムが多く含まれたものです。
ただそれだと少し金色っぽいかなというくらいで、そこまで金色ではありません。
見た目だけではなかなか判断がつかないものなので、実際のところは信用してもらうしかないというのが実際のところです。
(例えば国産牛肉と書いてあっても、実はそれ以外の物も入っている、と週刊誌に書いてあるけど、スーパーに言って、国産牛の証明書を出してもらえますか?というような感じにも似ています。ネットの情報は、そういう不正をしているところもあるということを言っているだけで、あとは歯科医師との信頼関係だと思います。)

酒井 信 先生からの回答

酒井 信
宮城県
にがたけホワイト歯科
酒井 信先生
ゆきんこ 様

疑ってしまえば、キリがありません。

18Kや20Kですと明らかに金色をしていますので、わかるかと思いますが、白金加金ですと淡い感じの色合いになるものもあり、素人目には分かりづらい場合もあります。

どのような成分なのですか?とお尋ねすることは、可能ですし、その成分も頼めば書面にしてくれるかもしれません。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
通常、ゴールドは24Kです。
が、歯の詰め物に使う場合、24Kではやわらかすぎますので、カラットメタルというものでカラットを少し落として固くします。

受診した歯科医院でお聞きになればその金属の出場所がわかると思いますので、それで確認すればよいのではないでしょうか。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
ゆきんこ 様、初めまして。

保険外の「ゴールドインレー」に保険金銀パラジューム合金を使うことはまずありません。
(詐欺になります。)


> 歯科医院に言えば、ゴールドインレーに使われている成分など詳細を書面などで出してもらうことは可能なのでしょうか?

あらかじめ、申し出ておけば、可能だと思います。

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