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2014/12/06

抜歯後の治療で健康な歯をできるだけ削らない治療はありますか?

ミイコ様44歳女性
先日抜歯をしました。
虫歯によって欠けた歯をクラウンブリッジという差し歯にしていたのですが、幾度となく取れ、接着してもらうという処置を繰り返していました。
しかし歯茎が腫れて出血したり臭いが気になったりトラブルがあり、差し歯が嫌になってしまいました。

ついには差し歯がとれてしまっても歯医者に行かず放置をしてしまいました。
半年位は放置していたと思います。
食べ物が挟まって痛い、歯茎が腫れてが出るなどありましたが、最近は明らかなひどい虫歯と痛みが出だしたため、流石に治療してもらわないとやばいと思い、受診しました。
レントゲンを撮ったところ度重なる炎症で骨が溶けていて?もう差し歯は無理ということでブリッジの説明をされ、抜歯ということになりました。
抜歯後帰宅してブリッジについてインターネットで調べたところ、欠損歯の前後の歯を削り、銀歯でつなげるというものでした。
4が欠損なので3の犬歯と5を削ることになるのですが、5は治療歯ですが健康な3を削るのは抵抗ありますし、少し笑っただけでも見える犬歯銀歯になるということなのかと不安になりました。
それは恥ずかしいので避けたいです。
まだ30代なので入れ歯にも抵抗があります。
インプラントは金銭的に考えていません。

そうなるとこのまま欠損状態がいいのかもとさえ思ってしまいます。
健康な歯をできるだけ削らずに済むブリッジはあるのでしょうか?
銀歯以外の選択肢はあるのでしょうか?

どの選択をするのがいいかわからず質問させていただきました。
よろしくお願いいたします

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
治療には何かしら妥協しなければいけないところがどうしても出てきます。
3番目の歯、犬歯(糸切り歯)の被せは心配しなくても銀歯にはなりません。
被せるにしてもレジン前装冠というものになります。
もしくは削らないで裏のほうだけを接着する(少しは削りますが)接着ブリッジ(接着性ブリッジ)という方法もあります。
(ただし外れやすいなどのデメリットも考えられます。)

放置すると歯牙は移動してきて、治療はより困難になってきます。
その時になって何とかしようとすると、それこそ動いた歯をもとに戻す矯正(もちろん保険外)になったり、条件が悪い状態での妥協的な治療になってしまいます。

どのような方法があるのかしっかりと相談して、納得して治療をお受けください。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
全く削らないものは不可能かと思います。

接着性ブリッジもあるかと思いますのでお近くの大学病院歯科で一度検査してもらうことがいいと思います。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
ミイコ 様、初めまして
第一小臼歯欠損後の補綴治療にお悩みの事と拝察申し上げます。


> 健康な歯をできるだけ削らずに済むブリッジはあるのでしょうか?

あります。
3番5番を使って「接着性ブリッジ」があります。
この方法は、3番5番を僅かに削るか、或いは殆どけずらないばあいもあります。
裏側にブリッジを接着する方法です。

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