ひとつ診断をしなくてはいけないのが、
食いしばりと頭痛の関連です。
必ずしもその二つが連動しない場合もありますので、きちんと調べてもらう必要があります。
リエゾンや顎関節に詳しいところでの受診が必要かと思います。
奥の歯がゆれているとのことですが、
歯周病か
食いしばりが原因でそうなったのかは、はっきりいえませんが、かなり歯を支える骨がなくなっていることが想像されます。であるとすれば
ブリッジの土台には不向きであるといえます。ただ単独で残すことも可能であるのですから、その先の
メインテナンス、経過観察等も重要になってきます。
やはり夜
ナイトガードなど
マウスピースを装着して就寝することで、歯の寿命が延ばせるのではないでしょうか。もう一点、昼間の時間帯において、無意識に上下の歯が接触していないかどうかも確認してください。
それがあると、昼間の装着も必要になる可能性がでてきますし、上述した歯科医の診察が必要不可欠になります。
ブリッジで治るかどうかよりも、まず二つの関連性の確認をしてください。その次に
食いしばり関連の処置が必要になると思います。
奥の歯がゆれていることから来る
咬合時痛が頭痛としてでていることも否めません。
ブリッジを装着した後、痛みの確認をまずしましょう。ちなみに
ブリッジをはずした後、その奥の歯の痛みや頭痛は発現しましたでしょうか?これの重要なポイントです。
痛みが引かない場合は積極的な
抜歯も眼中に入れておく必要があります。
引いた場合は上述の
マウスピース、
ナイトガードなどを装着して歯にダメージが来ないようにすることが重要だと考えます。