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2013/11/05

親指の指先大ののう胞で抜歯をしますが、全身麻酔を避けたい。

yuki様48歳女性
数年前から下6番にのう胞ができ徐々に大きくなって親指の先くらいの大きさになりました。
見た目でも分かるくらいに大きく腫れています。
以前通院していた歯医者で即抜歯と言われたのですが、ネットで検索すると全身麻酔抜歯というのが多く気になっています。

私は身体を悪くしてお酒を飲めなくなったり色々体調不調で全身麻酔が怖いです。

身体を悪くしてから虫歯治療で、麻酔を打っても以前より麻酔が取れづらいです。
以前は2時間で麻酔が取れていたのが今は5時間くらいかかります。
なので、全身麻酔などしたら 命にかかわるのではないかと怖いです。

どうにか全身麻酔をしないで、抜歯などをしたいのですが無理でしょうか?

教えて下さい。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
単なるのう胞では全身麻酔まではしないと思いますよ。
もしかしたら伝達麻酔という麻酔方法であればだれでも3時間から4時間くらいは麻酔が効いてしまうという方法があります。
局所麻酔でもそういう麻酔をした可能性はあり得ますよ。

のう胞も大きくなればそういう麻酔方法を使用する可能性はあります。
ただ代謝が遅くなってきて、麻酔が切れにくいといってもちゃんと治っているので問題ないと思います。

その上で、まず本当に全身麻酔麻酔をすると言われたのでしょうか?
その上で、実際に全身麻酔ということになると、全身状態をチェックする必要が出てきます。
例えば腎臓や肝臓の状態機能などです。
その上で麻酔薬が代謝されにくく、本当に麻酔が切れるのに時間がかかるようであればそれ相応の対応をするのが麻酔医です。

麻酔薬も一つではなく様々な種類がありますし、局所麻酔が切れにくいから全身麻酔だったら死ぬなんて言うのはあり得ません。
ご安心ください。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
様々なリスクとの兼ね合いになりますが、ご心配であれば一度大学病院歯科で診察を受けて、いろいろ聞いてみるのもいいかもしれません。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
yuki 様、初めまして。
ご体調不良で、抜歯に対して御心配の事と拝察申し上げます。

下顎6番ののう胞との事ですが、一般的には、以下の様な麻酔法があります。
1.局所麻酔
2.セデーション(静脈内鎮静法
3.全身麻酔

拇指頭大でしたら、1.2.でも十分可能です。
ただし、のう胞が下歯槽管(神経)にかかっているような場合は、3.になる事もあります。

口腔外科で、よく精査・御相談される事をお勧め致します。
お大事にどうぞ。

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