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ご相談

RCF後の根の治療について教えてください。

みーん様48歳男性
以前相談をさせていただき、再RCT未処置根管石灰化で穿通を進めるという話で終わっておりました。
穿通させるためにEDTAを使ってファイルで押し進めて、3,4回目で穿通することができました。
穿通した根管がメインかどうかは明確ではありませんが(レントゲンでも歯根根尖の形状が不明瞭であったため)、今後、壁を削っていく中での痛み度合いから判断していくということで感染根管処置を継続していくことになりました。
穿通できたことだけでも、やれやれでした。
その後、壁を削って拡大→2週間経過観察を繰り返し、痛みは引いてきました。
ようやくRCFに入れる段階になりました。

今回の質問はここから先の部分のことです。
1)保険のRCFガッタパーチャの方式で、根尖付近にサラサラした薬を置いてから天然ゴムのガッタパーチャを流す方法と、薬を置かずガッタパーチャだけを流す方法と2パターンあるのですか?過去にした時は薬を置くパターンで、今回は置かないパターンでした。(写真1枚目黄線部分)

2)RCF後の経過観察は必要ですか?ガッタパーチャ根充で痛みが出ることはあまりないように思うのですが。
1週間も空けなくても痛みが出るのであれば3日で出るように思いますが、もし痛みが出てそれが引くまでを考えると1週間空けた方がいいのでしょうか?

3)今回の対象歯は、左下6番ですが、写真の通りの残存歯質ではファイバーポストは必要ですか?頬側舌側の2面の歯質はあります。遠近の歯質はほぼ歯肉の高さです。
大きなコアになりますので、レジンコアだけでもいけそうに思うのですがダメでしょうか?ファイバーポストを入れておく方が根管の上辺りのレジンが細くなる部分の負担から考えると良いでしょうか?(写真2枚目残存歯の状態参照)

4)この場合、ファイバーポストを入れる場合は何本位あった方がよいでしょうか?

ご回答よろしくお願い申し上げます。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
1)両方のやり方があります。
細かく言うと十種類以上はあると思います。
材料でいうと何百種類もあると思います。

2)私は必要だと思っています。
実際に一時的に痛みが出る人もいますし、そのまま治る人もいれば、再治療をする人もいます。

3)必要だと思います。
もっと言うと、歯冠長延長術などフェルールを確保する必要もあるように思います。
とはいえ、大臼歯では基本的に歯冠長延長術は難しいうえに適応ではありませんし、本来なら抜歯に近い歯だと思います。
(理想的な治療をお望みなのであれば、、、。)

4)ファイバーポストにも様々な形態がありますし、様々な細さもあります。
スリーブ上になっているものもありますし、当院では割くように使うこともあります。
テントを張るのに何本の支柱が必要でしょう。
1本で立てるテントはダメでしょうか?
何本も立てる方が頑丈でしょうか?
根っこの管の状況、その他さまざまなことを考慮して、適切にコアを立ててくれると思います。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
1)確かにそうですが、どちらでもいいと思っています。

2)症状は落ち着いていたほうがいいと思います。

3)この場合、フェルールがあるのでどちらでもいいかと思います。

4)多ければ多いほどいいとは言われていますが、限度はあるとの認識です。
何本、となりますと歯種によると思います。

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