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2013/07/26

左上7番を抜歯と言われた。抜歯前後の治療方法について教えて。

Camilla様27歳女性
お世話になります。

先日、左上部7番目、親知らずの隣の歯に抜歯宣告されました。
問題の歯で、根管治療をしてクラウンをかぶせていたのですが、2008年に、それが外れ、新しく根管治療をやり直し、新しいクラウンをかぶせたのに、2010年に根管の先が感染しているといわれて、歯茎を切り、悪い部分をとりだす手術をしました。
これで普通は大丈夫といわれたのですが、2013年、現在、再度痛みを感じレントゲンをとってみたら、感染が深くて、この歯は助からないといわれました。

根管治療の専門医に聞いてみようか?と別の先生の意見を聞いてみようと別の歯医者にもいきましたが、答えは同じなので、あきらめるしかないとおもってます。
インプラントをすすめられましたが、リスクも高く、決心がつきません。
そこで、歯の相談室の先生が時間はかかるが、親知らず矯正で前にもってくることも可能といわれているのを読み、また、患者さんの中には、そのまま空けたままの人もいるとおっしゃっていました。

現時点、かかりつけの歯医者さんは、私が抗生剤クレンダマイシンを飲んだので痛みがないことを知り、レントゲンを撮りもう一度観てみるとはいってくれましたが、感染症がなくなるわけはないので、私には、抜歯インプラントブリッジ、入れ歯?、経過をみるしかないのでしょうか?

抜歯前、そのあと注意したら良いことがあれば、教えていただけると助かります。
もし後々、インプラントを決心した場合、実行することができますか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
どのような方法がいいのかは人それぞれ、それぞれの処置にも適応、デメリットがあります。

例えば縦も横も骨がしっかりとあって、歯周病にもなりにくそうなタイプの歯茎がある人と、骨が薄かったり上の方に上顎洞が迫っている人ではインプラントをするリスクは雲泥の差があります。

親知らずを持ってくると言っても親知らずの向きが奥の方を向いている場合と手前に傾いている場合とでは、その矯正の難易度も変わってきます。
対合の歯、かみ合わせによってもその難易度は変わってきます。

何もしないという選択肢にしても、かみ合う7番目の歯が上の6番目の歯にかみ合っているかどうかということで何も入れないでも大丈夫か、それともリスクがあるのかが変わってきます。

後々インプラントを考えようかということになると何もせずに骨がやせてきて、難易度が増してしまうというリスクもあります。
(数ヶ月は大丈夫ですが数年単位では骨はやせてくることが考えられます。)
いずれの選択肢も患者さんそれぞれに合わせてどうするのが一番良い結果が出るだろうと考えて初めて出てくるものです。

蛇足ですが、親知らずの移植という選択肢も考えられます。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
保存が難しいのであれば、現状維持が選択肢になるのではと思われます。

また、インプラントも処置方法によって可能だと思いますし、義歯も可能だと思います。
義歯の場合、経験上装着し続けてくれた方が少ないのは事実です。

ただ後ろに延ばすブリッジについては、私個人的にはあまりお勧めはできません。
片持ちになるからです。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
Camilla 様、初めまして。
左上7番の抜歯宣告で、お悩みの事と拝察申し上げます。

実際に口腔内や、レントゲン等を拝見致しておりませんので、確定的な事は申し上げられませんが、一般論として、根管治療後の予後不良に対しての治療方法は以下の様な方法があります。
1.再植(一旦抜歯をし、患部を口腔外で処置し、再び口腔内に戻し(再植)固定する方法)
2.抜歯して親知らずを7番に移植
3.抜歯をして、8番を矯正で7番の位置に移動する
4.抜歯
 1)インプラント
 2)6番、8番を利用してブリッジ
 3)とりはずし義歯
等があります。

しかし、いずれもCamilla 様に適用出来るかどうかはわかりません。
担当医に良く御相談下さい。

お大事にどうぞ。

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