顎関節症の治療に関してはその原因の考え方、病態のとらえ方、などが決まっておらず、そのためアプローチの仕方に関しても統一されたものはありません。
顎関節病ではなく
顎関節症、という名前からもわかるように
顎関節症は顎関節に痛みや開口制限、異音などの症状が出るものの総称です。
(〜病というものは、何らかの特定の原因があり、その原因を取り除くとその病気が治るというものです。)
腰痛症、という言葉はご存じだと思いますが、これも同じで、どうやったら治るのか、、、カイロや整体で緩和する人もいれば整形、外科などで治療している方もおられます。
どちらが正しいでしょう???
そして必ず治っているでしょうか?
長年腰痛で悩んでおられる方は非常に多いと思います。
その原因が特定できないものである以上、治療方法に関しても歯科医師間で統一されたものはありません。
ただ傾向としては、極力歯をさわらない方向で治療を行おうというのが今の主流となっています。
まずは
TCHという言葉で検索をしてみてください。
あくまで一つの考え方ですが、僕自身はこの考え方を支持しています。
もちろん
マウスピースなども使用することはありますが、それもどういう病態かを患者さんごとに考えた上で作って行きます。
顎関節症に関しては治療方法が定まっていないと書いたとおり、得意不得意もある分野です。
今のドクターに不信感があるのであれば転院するのも一つの方法かもしれません。
(もしくは
TCHで検索して書いてある自宅療養の方法を試すのが一番だと思います。)