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ご相談

ジルコニアを付けるために歯を大きく削る治療法に不安があります。

KT様42歳女性
先日、5、6年前に治療した歯(奥から二番目)のセラミック詰め物の一部が欠けて取れてしまいました。
引越しした為、以前のかかりつけ歯科に行けなかったので、近所の初めて行く歯科クリニックで治療してもらったところ、強度の高いジルコニアを付けることになりました。
ジルコニアの付け方として、以前のように虫歯を削ったところに削った形に合わせて詰めるのではなく、全体的に大きく削り、歯形に合わせてジルコニアを形成して上から被せる、というような方法を勧められました。
その方がジルコニアの強度が高くなり、耐久性も上がるという説明でした(患者さんの多くがそちらを選択するとも仰ってました)。
耐久性が上がるのは有り難いのですが、虫歯があった部分だけでなく健康な部分まで大きく削ってしまうことに、とても不安を感じています。
また、以前のかかりつけ医ではこのような方法を勧められたことはありませんでした。
このような治療法はよくある、また、一般的に患者さんに勧めている治療法なのでしょうか?
健康な部分を削ってしまうことに問題はないのでしょうか?
一度削ってしまうと一生元に戻せないので不安になり、ご相談させていただきました。
よろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
残っている歯質の形態によっても違うのですが、そういうやり方もありますし、そのほうがいいということもよくあります。
歯の溝のところ、おそらく前後に虫歯になって掘れていると思います。
そこに噛む力が加わると歯が割れる力になります。
丁度くさびを打ち込む形に力が加わるわけですよね。
そうすると歯が真っ二つに割れることがあります。
上の方だけ割れる分にはそこだけの補修で済みますし問題ないのですが、根っこのほうにまでひびが入ってしまうと、その時点で抜歯になってしまうというリスクがあります。
いきなり抜歯になってしまうんです。
割れ方についてはコントロールできませんから、噛んだ時に歯が割れない方向に力が加わるように、取り囲むようにするというのがこの考え方です。
その考えのもと、テーブルトップべニアとかテーブルトップクラウン、といったことも行われています。(少しでも健全なところを削らないで済む方法です。)

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
必然的に自費になるので、可能な限り希望優先でいいと思います。

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