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ご相談

2024/12/14

詰め物・被せ物治療疑問

差し歯をはめ直すために神経を取ってから、上唇がうまく動きません。

M様54歳女性

前歯の差し歯が取れてしまったので新しくはめ直してもらう治療に行ったのですが、元々あった歯を細く削られ、神経を取らないとはめられないと言われました。
私も急いでいたので言われるままに治療を受けたのですが、その後上唇、鼻の下部分がうまく動かず、治療したばかりだからかと思い我慢をしていたのですが、半年以上経っても喋りづらい状態です。
これは治療ミスなのでしょうか？
なぜ差し歯をはめ直すだけの治療に、細く削られ神経を抜かれたのかわかりません。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

なぜ前歯がさし歯になっていたんでしょう。
なぜ前歯が外れたんでしょう？
もともとむし歯からさし歯になり、咬み合わせなどもきつかったり、といった複合要因でさし歯が取れたのではないかと推測すると、ただ付け直すだけでは持たないことが想像でき、そのためにかぶせをやり直す必要があり、そのため神経を取るという処置が必要だったと考えても通常の治療だと思います。
被せをするためには歯を細く削る必要があり、それも通常の診療で行われることです。

そのうえで、神経を取っただけで上唇が動かなくなるということは私も聞いたことがなく、その因果関係も不明です。
医療ミスという事で訴えるなら、その因果関係を患者さんが証明しないとミスということを立証することができません。

実際の状態がどうなっているのかなどは見ていないので不明ですから、これ以上のコメントは避けたいと思います。