> ・
補綴専門医とそうでない一般の歯科医師の方に実施頂くのは、一般的には適合の点から見るとやはり前者の方が隙間の無い、適合のよい物を作って頂ける可能性は高いでしょうか。
> (どちらも
自費診療の前提でお伺いしたいです。)
かぶせ物という一点に絞れば、その可能性はあると思います。
> ・1件、既に
補綴専門医でカウンセリングを受けたところ、「
クラウンの土台を形成する際に
歯茎から血が出るので、型取りはそれが治ってから別の回で行う」との事だったのですが、型取り直前の土台形成の際は、
歯茎の状態が比較的良くても血は出るものでしょうか。
> 血が出るというのは、
補綴専門医にも関わらず形成の腕があまり宜しくないという事なのか、この先生にお願いしても大丈夫なのか気になった次第でした。
血が出る場合、比較的
歯肉の状態が良いといっても
歯肉炎になっているものなのか、それとも傷をつけてしまうからか、ということなんだと思いますが、その判定はネット上では不明です。
> ・また、一般的には
歯肉圧排糸を使えば(
歯茎に
炎症など無い限り)出血はかなりの確率で抑えられたりするのでしょうか。
もしその場合は、出来るだけ出血はしたくないので歯肉圧排糸の使用を打診させて頂きたいと思います。
歯肉に
炎症がなければ出血は抑えることができると思います。
補綴専門医なら通常
圧排糸は使うと思いますが。
> ・
クラウン形成、装着の際は
マイクロスコープを使用して頂いた方が隙間の無い
クラウンが装着頂けると思ったのですが、ご認識は合いますでしょうか。
出来ればそういうところのほうが好ましいと思います。
全般に関してですが、かぶせ物をするというのは
歯周病的にも治っており、
歯肉が健全で出血もなく、そのうえで適切な
印象を行い
咬み合わせをしっかりチェックしたかぶせ物をセットするという総合的なものであり、
補綴の専門性にのみ限って優れているのがいいというわけではありません。
長期的
予後を考えると
歯周病専門医での
補綴治療のほうがいいかもしれませんし、そのあたりはトータルバランスで考えないといけないと思います。