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2009/06/11

最近はレントゲンをパソコンで説明する歯医者さんが多い?

Mr.300様52歳男性
虫歯の治療で10年ぶりくらいに歯医者さんへ行きました。 パソコンでレントゲンの画像を見ながら、ていねいに説明してもらい、 時代は変わっんだな〜と痛感しました。 別の歯医者さんに通っている友人に聞くと、自分が通っている歯医 者さんではパソコンでの説明は受けなかったが、猫の具合が悪くな り獣医さんに行った時にはパソコンで説明を受けたとのことでした。 最近はレントゲンをパソコンでの説明する歯医者さんが多いものな のでしょうか?

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
最近カメラもフィルムタイプからデジタルに変わってきました。 カメラやさんで現像してもらった時代が、今は自宅のパソコンで見れるように なり便利になりました。 歯科も最近はデジタル化が進んできて、瞬時にレントゲンでとった画像が見 れ、パソコンで解りやすく見やすく説明できるようになりました。 しかしデジタル良い、現像タイプだから駄目ということもなく、またその逆も 然り。ビジュアル的にはデジタルが先端を行っている感じがするのは確かだと 思いますが。 要は、Drがその撮影した画像を正確に読み取り、きちんと診断に役立てる目、 知識を持っていなければ駄目だと思います。

玉置 敬一 先生からの回答

玉置 敬一
和歌山県
玉置歯科医院
玉置 敬一先生
10年ぶりに歯科医院へ行かれたのですね。 丁寧な説明をお受けになられてとても良かったと思います。 パソコンがよいかどうかは別として、現在の歯科医療は初診時(初めて歯科医 院へ行ったとき)のデータをきっちりと採ります。 デジタルレントゲンで撮影した場合はデータはパソコンに入りますので、パソ コンで説明をしてくれます。 従来のレントゲンで撮影した場合はフィルムで説明をしてくれる場合もあり ます。 レントゲンだけではなく、口の中の状態を接写装置のついたカメラで撮影して くれる場合もあります。 歯を支えている骨の状態をはかってくれ(ポケットの深さと言います)、歯の 動揺や歯茎の炎症、歯石のつき具合も記録してくれる場合もあります。 歯についた細菌のかたまり(歯垢とかプラークと言います)を染め出してくれ て、歯ブラシが上手にできているかどうかの記録も取ってくれます。 さらに、唾液の検査をして、う蝕(虫歯)や歯周病歯槽膿漏)にかかりやす いかどうかのリスクについても測定してくれる場合もあります。 予防歯科を中心にしている歯科医院ではこのような記録をきっちりと取り、そ の記録を長く保存して、さらにメインテナンス時の記録も取り、それを見なが ら何が必要かを考えてくれ、ご自分の歯で一生食事ができるようにしてくれま す。 もちろん保険診療では予防の費用は面倒を見てくれないので、自費診療になる こともありますが、治療の経費と治療にかかる時間、それに何よりも嫌な歯の 痛みを感じなく一生送れることのメリットを考えると、とても安い費用だと思 います。 きっちりと説明をしてくれる歯科医院に巡り会えたのですから、ぜひ長く自分 の歯を大切にして、快適な生活をお送りください。

松尾 光至 先生からの回答

松尾 光至
奈良県
松尾歯科医院
松尾 光至先生
レントゲンの画像を、デジカメのようにフィルムでなくデジタルで取り込んで 見える装置です。 現像する手間が無くすばやく画像が見えます。 フィルムの変わりになる部分が 少し厚く口の中で気持ちが悪いこともありま すが、これからは増えていくでしょう、また 改良も進んでいます。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
どのくらいから歯科医院の多くでとなるのかはわかりませんが デジタルレントゲンの普及率で言うと、20パーセント〜30パーセント程では ないでしょうか? 単にシステムの違いで、デジタルだから治療が優れているとかフィルムのほう がよいとかというのはあまりありません。 (こだわりでフィルムを使用している先生もおられます。) ただ、管理の面や、口腔内写真などの説明のために、使用すると非常に便利な のでこれからさらに普及していくと考えられます。 日常生活でもフィルムのカメラと、デジタルカメラ、両方ありますよね。 昔はデジタルなんてありませんでしたが、便利で安くなって、すごい勢いでデ ジタルカメラのほうが当たり前となってしまいました。 でも、プロでもデジタルを使用している人もいれば、銀塩フィルムにこだわっ ている人もいる、というのと似ています。 ただレントゲンはその設備投資が非常に高額なので、世間のようにすぐにデジ タル化が進んでいかないというだけだと思います。 新しい歯科医院では、最初からデジタル化する率が高いです。

田邉 美樹子 先生からの回答

大阪府
筒井歯科医院
田邉 美樹子先生
レントゲンをフィルムではなくデータとして保存する医院は増えていると思い ます。  ・フィルムより画面の方が患者様に説明しやすい(ご理解いただきやすい)  ・画像検索が早くできる  ・現像が早くできる  ・現像液をしようしなくてもよい  ・データの保存がしやすい などのメリットがあります。 しかし一方で、操作上やハードディスク上のトラブルで簡単にデータが紛失し やすいという欠点もあります。 この件については、パソコンで管理するデータすべてに言えることなのです が、レントゲンは2年間の保存義務があるため、通常のデータと同じよ うな感覚で扱う訳にはいきません。 どの医院でも細心の注意をはらって取り扱っていると思います。

須田 昇 先生からの回答

長崎県
アキラデンタルオフィス
須田 昇先生
はっきり言って今はデジタル化時代です。 レントゲン写真のみならず、口の中の写真、噛み合わせの写真、歯の色調 (歯の白さ)などは、口で説明されても分かりませんが、実際に画面で見ると 良く理解できます。 治療の方法やブラッシング、あらゆる治療、症例を手早く的確に患者さんに説 明できるのはパソコンです。 この様な進歩を取り入れている歯科医院は、医学的なことにも意欲的であり、 最新の技術・知識の習得に努めていると思います。 患者さんが先生を選ぶ一つの基準かと思います。 またCCDのレントゲン写真は被爆量が四分の一から十分の一になります。

藤原 慶輔 先生からの回答

藤原 慶輔
京都府
ふじわら歯科クリニック
藤原 慶輔先生
ここ5年ぐらいに開業された先生は、大体、レントゲンをパソコンでの説明す る歯医者さんが多いと思われます。

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