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ご相談

2024/09/08

親知らず抜歯後

親知らず抜歯後、上顎洞と交通していますが何も処置をされませんでした。

はろ様41歳男性

上の親知らず抜歯後、帰宅して止血用のガーゼを取った際に抜歯窩から空気が漏れており、上顎洞と交通していることに気づきました。
抜歯時に医師は交通に気づいておらず、抜歯窩の縫合自体はしていたものの抜歯窩にかなり隙間が開いている状況で、縫合の糸や穴に食べカス等がひっかかりやすく穴が塞がるまでの間に抜歯窩から上顎洞に食べカス等が入ってしまうのではないかととても不安です。
抜歯した翌日に再度病院に行き、上顎洞に交通している穴の状況の確認とそれに応じてスポンゼル等で抜歯窩を塞ぐ等の処置をしてほしい旨を伝えたのですが、「少しずつ治ってきているし、上の歯なので食べカスが入る可能性は低いので、わざわざ穴を確認したり塞ぐ処置を必要は無い、このまま気をつけてしばらく生活をするのが今できるベストの処置」と言われ、抗生物質と痛み止めを追加で処方されただけで特に何も処置を行なってはもらえませんでした。
かなり気を使いながら食事してもどうしても食べカスが穴にひっかかってしまい、これが原因で上顎洞炎等になってしまわないかと思うととてもストレスなのですが、上顎洞に異物が入る可能性がある今の状況が本当にベストなのでしょうか？
また別の口腔外科に行けば何らかの処置していただけるものでしょうか？

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

口腔上顎洞瘻という状態のようですね。
今しばらく、2,3週待ってそれでも空気が抜けるようなら口腔上顎洞瘻閉鎖術という手術でふさぐ必要があると思います。
出来るだけ鼻をかまない、ほっぺたを膨らませて空気が鼻に漏れるような行為をしない、そちらの方では物を食べないという事は必要ですが、ある程度上皮が治るのを待たないとすぐには処置は難しいと思います。