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矮小歯の被せの下が虫歯にならないか不安です(2)

りりこ様40歳女性
以前、前歯両隣の歯が小さい、矮小歯のために元の歯を削り、被せをして治療しました。
それからというもの、被せの下の元の歯が虫歯にならないか不安です。
こちらでも相談して、回答を頂いたのですが気になることがあるので質問です。

先生からは被せをした歯は真ん中から虫歯になることはなく、虫歯になるのは、歯の縁からなっていくという答えでした。
私が疑問に思うのは、よくかぶせを取ったあとの歯が虫歯になっていて、進行していることがよくあることです。
私も左下の奥歯のインレーの下がまた虫歯になっていると指摘されて治療しました。
前歯と奥歯では虫歯の進行が違うのでしょうか?

もうひとつ気になるのが、左の被せは隙間なく付いている感じがするのですが、右側の被せは被せと下の歯のあいだに隙間があるように感じます。爪で引っ掛けれるような。。。
被せの治療をしてしばらくして、右側の被せが外れてしまい、歯医者さんで、もう外れないように、隣の歯とセメントでくっつけてもらいました。
なので、その部分だけデンタルフロスが入りません。
その右側の歯と歯の隙間からプラークが付着して、虫歯にならないか不安です。
歯医者さんに相談して、作り直した方が良いのでしょうか?
あと、ぴったりと被せをつけていても、外した時は異臭がするものなのでしょうか?
被せをした歯の寿命と元の歯の寿命はどれくらいでしょうか?
被せは何年かに一回外して、はめ直したほうがいいでしょうか?

回答よろしくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
被せのまん中から虫歯になることはない、というのはその通りです。
以前被せたものの中が虫歯になっていたという状況も、その始まりはふちからです。
詰め物の場合は、外がエナメル質という強い歯質なのでそのすき間が少なく中の方で広がることがありますが、厳密に言うとすき間がない状態で中の方から広がることはあり得ません。

ただ今回のようにすき間があるような感じ、ということであればやり直すほうが良いと思います。
ぴったりとした被せがしっかりとセメントでくっついている場合には、取り外しても異臭がすることはありません。

いつまでもつものかということに関しては、健康な歯がいつまでもつのかという質問と同じで、一生持つ人もいれば40歳くらいで歯がなくなる人もいます。
(一生というのが30歳の人もいれば100歳の人もいます。)
条件があまりに広く幅があります。
ただあまり被せ直しを頻回にすることに関しては、やはり歯の寿命を縮めると思われるのでお勧めはしません。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
りりこ 様。

1.被せ物クラウン)や詰め物インレー)の二次虫歯(二次カリエス)について。
  1)被せ物クラウン)の二次虫歯(二次カリエス)は、殆どが、歯の縁から始まります。
  2)詰め物インレー)の二次虫歯(二次カリエス)は、セメントの溶解や、縁の微細な破折等から虫歯菌が侵入し、インレーの真下まで到達する事があります。

2.右の矮小歯の被せの隙間について。
  矮小歯は元々、形態が、被せるためには非常に難しい形をしています。
形成(被せる為の削り)も難しく、且つ出来るだけ天然歯に近付けた形の被せ物を作らなければならない為、縁の部分に御指摘の容易ような、段差状の部分が出来る場合があります。

3.>被せは何年かに一回外して、はめ直したほうがいいでしょうか?

定期健診で、超音波スケーラー等で毎回クリーニングをしていただければ宜しいかと思います。

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