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ご相談

2024/06/21

虫歯治療疑問

様子見をしていた虫歯が2ヶ月で進行してしまうことはありますか？

ショーゴ様33歳男性

2ヵ月程前に定期検診を受けた際に虫歯になりかけの歯があるが削るほどではないからと様子見していた歯があったのですが、先日別件で同じ歯科(担当された先生は2ヶ月前と別の先生でしたが)に行った際に治療した方が良いと言われ、治療を行いレジン補修をしました。
治療の際に局所麻酔をしたのですが、様子見で良いと言われた虫歯が2ヵ月で麻酔をしなければいけない程進行してしまうことはあるのでしょうか？
虫歯の場所が奥歯の表面の歯茎の側であったからなのでしょうか？
また、虫歯治療した歯が冷たいものでしみるのですが、これは普通の事なのでしょうか？

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

> 様子見で良いと言われた虫歯が2ヵ月で麻酔をしなければいけない程進行してしまうことはあるのでしょうか？
> 虫歯の場所が奥歯の表面の歯茎の側であったからなのでしょうか？

そうですね。
歯の表面から歯髄までの距離というのは、その部位によってかなりの差があります。
上の方からだと5,6ｍｍあったとしても、根っこの部分だと2ｍｍもありません。
同じ0.5ｍｍの深さだとしても歯髄までの距離は大きく変わります。
また象牙質には象牙細管という穴が無数に開いています。
歯髄まで穴が開いているということです。
ですから、念のために麻酔をするという事は痛みを生じさせないために必要なことになってきます。
様子見でいいという事と、麻酔をするという事にはあまり関連がありません。
処置をするなら麻酔をするということです。

しみるというのは、普通ではないですが、これも象牙細管の影響や辺縁漏洩などのこともあるので、再度詰めなおしなどをしたほうがいいのかもしれません。