歯のお悩み相談詳細

HOME >
歯のお悩み相談 >
歯のお悩み相談詳細

ご相談

2024/04/22

詰め物・被せ物治療疑問

ジルコニアクラウンが青っぽく変色してしまいました。

だいごろう様73歳男性

本日、前歯の差し歯５本を本付けしました。
その際、ジルコニアのクラウンが２本青っぽく変色してしまいました。
真ん中の歯と隣の歯は２本ずつ連結で、１本犬歯だけ単独です。
連結クラウンの片方の2本の色が青っぽくなって、もう片方との色の違いが分かり、審美的に耐え難い状態です。
仮付けの時は全部同じ色で揃っていたのです。
医師は接着剤とジルコニアが化学反応したのではないか言い、取り外してやり直すことになりました。
そんなことがあるのでしょうか？
また、ジルコニアは強度が高いと聞きますが、上手く安全に取り外せるものでしょうか？
ちなみにコアは黒いメタルをそのまま使っています。
それが少し透けて見えるような感じがあります。
よろしくお願いします。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

ジルコニアが透けて中の色が見えたという可能性のほうが高いと思います。
ちょうどすりガラスだと白いのに、セロハンテープを張ると結構透明ガラスに近くなりますよね。
あれと同じで空気の層があったものが、接着材が介在することによってより中の色をすかして見えることがあります。
中の土台をもう少し削り込み、ジルコニアの厚みを増すようにして中の色が透けないようにするなどの工夫が必要だと思います。