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2023/11/09

親知らず抜歯後、耳が詰まったような感覚があり、自分の声がこもって聞こえます。

ぴーた様44歳女性
私は先日11月6日に左下の親知らず抜歯しました。
歯は真横を向いていて頭が少しだけ見えている状態ではえていて、歯茎切開し頭をタービンで削ってから歯を取り出しました。
骨も少し削ったそうです。2時間かかりました。

すると抜歯直後から突然、左耳だけ耳閉感があり自分の声がこもって聞こえるようになってしまいました。
抜歯の途中、タービンで削っている時にタービンから出る風が耳たぶの付け根辺りに吹き抜けるような激痛があり、一度は我慢しましたが、2度目削るときもやはり激痛がしたので先生に伝えて削るのをやめてもらいました。
もしかしたらこのタービンの風が耳たぶの付け根あたりに吹き抜ける激痛のせいで、耳がこもるような詰まったような症状を引き起こしたのではないのかな、と思ったのですが、そういう可能性はありますでしょうか?
かかりつけの歯科では「何で耳がそうなったかはわからない、様子を見て」と言われ、耳鼻科で診察してもらうと、抜歯後の腫れの影響で耳の周りの組織を圧迫しているのかもしれない…と言われましたが何かしっくりこず…。
抜歯後から毎日、この事について調べていますが何も手がかりがなく、このまま治らないのではないかと途方にくれています。

周りの音や声は普通に聞こえますが自分の声だけがこもっています。(聴力検査と鼓膜の検査は異常なしでした)
何か分かる先生、または私と同じような患者さんを診られた事のある先生、教えて頂けると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
この場合、できればお近くの歯科大学病院口腔外科等を受診して、診察してもらうのがいいかと考えます。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
抜歯をしているときから激痛があり、そのあとから耳が詰まった感じがしているんですね。
どうなっているのかは全く分かりませんが、一つの可能性として聞いてください。

エアタービンを使用していて痛みが出たということで、もしかしたら気腫になった可能性があります。
気腫というのは、空気が生体の隙と呼ばれるところに入り込んでしまう現象で、空気を出すものを使用しているとどうしても起こり得る現象です。
そしてその気腫の位置が、たまたま耳管と呼ばれるのどの奥と耳の内耳につながる管を圧迫して、そのために耳が詰まった感じがしているという可能性が考えられます。
気腫は押さえるとギュッ、ギュッという音がするといわれていますが、耳のあたりを押さえてどうでしょう?
(実際に気腫を私自身は見たことが無いのでどういう感じかもよくわかりませんが、教科書にはそう書いてあります。)

気腫に関しては特にできる処置はありませんが、2,3週間で全く元に戻ります。
そうなればそれに付随して起きてる今の現症も、消えてしまうのではと想像します。

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