のり様
「念の為」と言われると余計に心配になりますよね。
でも、あまり心配しない方が良いのではないかと考えます。
「
親知らずが埋まっていて、その周りに出来物ができている」との診断ならば、ほとんど心配がないと思います。
最近の医療では、最悪を考えて患者さんにはいろいろなケースをご説明する、というのが
インフォームドコンセントということで、一応の説明はしますが、最悪のケースはほとんどないと考えて良いと思います。
「痛みに極端に弱い」とのことですが、そのような患者さんは結構いらっしゃいます。
ただ、それが怖いために放置するとさらにひどい状態になり、もっと大変な思いをしなければならないと思います。
歯科
口腔外科で受診されると、専門医がいろいろな患者さんを診察してきているので、その辺も考えて説明をしてくれると思います。
その上で必要があれば検査をし、検査結果によって必要な処置をしてもらえます。
症状が軽くても重くても、処置は早ければ早いほど軽く済みます。
「怖い怖い」の思いばかりではなく、
口腔外科の先生方は(歯科医師全部がそうですが)あなたの問題点をなんとか解決しようと努力してくれます。
あなたが痛くして問題のあるところ(痛くなくとも)なんとか解決しようとしてくれています。
その努力に素直に任せてはいかがでしょうか。
「痛いことをされる」という思いで凝り固まって受診されますと患者さんの無駄なところに力が入り、簡単なことも難しくなることになります。
一番診察しやすい患者さんは、チェアーの上で昼寝をしてくれる患者さんだということを理解してください。
どんな症状の可能性かとお尋ねですが、ここで不確かな知識をつけるより、専門の先生に現在の状態を見てもらい、的確な診断をしてもらうようお勧めします。
早く安心できるように願っています。