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ご相談

2023/09/28

根(神経)の治療治療方法

器具が届かず根管治療ができないと言われました。

nao様28歳男性

20代男性です。
上の一番奥歯の根管治療2回目ですが、3つある根の内、歯並びが悪く、1つの根だけ器具が届かず、尚且つ枝分かれ、結果的にその部分だけ治療不可と判断されました。
保険のきく方法なら、治療不可の根はそのままで、残りの根2つを治療しながら最終的にその部分だけを被せ物する流れにしようと提案されました。
抜歯も選択肢にあるのですが、若いから残せるなら残す選択をした方が良いとのことでした。
アドバイスをお願い致します。

河原　雅朗　先生からの回答

奈良県

かわはら歯科クリニック

河原　雅朗先生

歯科医師も人間ですし、その治療技術にも非常に差があります。
歯科医師になるためには最低限の技術は必要で、歯科医師にもなれますが、その後どういう治療を経験するかでその技術も大きく変わってきます。

今の主治医が保険でできないのがある意味仕方のないことで、その先生が悪いわけではありませんが、今回は根っこの治療に関して技術的にもう限界と言っているのですから、ほかの歯科医院で診てもらったほうが可能性が高いと思います。
ほかの先生のほうが技術が上であればうまくいく可能性もあると思います。
保険でもマイクロスコープを使用したり、CTも撮影できるようになってきています。
もちろん自費で根管治療を行っているようなところは、技術的にも自信があるのだと思います。

あきらめて抜歯をする前に、いろいろと調べてほかの歯科医院で治療を試みてみたほうがいいと思います。