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2023/08/03

レントゲンでは虫歯が神経まで到達しているかわかりませんか?

ちはる様50歳女性
一度も治療したことがない歯で、虫歯のところをレントゲンで見ると深く、歯髄保存療法を勧められました。
神経が露出してからラバーダムをしても意味がないと、言われ、自費で歯髄保存療法をしました。
実際に削ってみると神経までは到達しておらず、長い時間削らなくてもいいところまで削っていました。
表面ではなく歯の中が虫歯になっているので、削ってみないとわからないかとは思いますが、性能のいいレントゲンでも神経まで到達しているかわからないものなのでしょうか?
歯科で使っていたレントゲン写真は神経の部分がボヤけた写真でした。
次回、麻酔をして完成した詰め物をはめるのですが、麻酔をしてやります、と言っていましたが、はめるだけなのに麻酔は必要でしょうか?
痛みが出る可能性があるということで麻酔をすると思うのですが、麻酔が切れたときに痛みが続かないか心配に思っています。
麻酔をした状態で噛み合わせ調整をすると感覚がわからないとネットに書いてあったので、麻酔をして噛み合わせ調整をしても大丈夫なのでしょうか?

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
レントゲンの性能についてですね。
レントゲンというのは、影絵の状態で診るものです。
例えば、手のひらを広げて表から見ると5本にしっかりと分かれているというのがわかると思います。
でも90度ひねってみてください。
側面から見て5本の指があるのがわかるでしょうか?
レントゲンはそれを影絵で診ているわけですから、立体物を透過させるとその起伏がボヤっと写るわけです。
その状態で、むし歯がそこまで到達しているのかどうか、はっきり判定することは中々に困難です。

また象牙細管というものがあります。
象牙質には目に見えない穴が無数に開いています。
いわば象牙質まで達したむし歯は、無数の穴を通じて歯髄にまで達しているということです。

セット時の麻酔に関しては、必要ないかもしれませんが、よりしっかりセットするためにエアーでしっかり乾燥させるためしみることがあります。
そういうことを嫌って麻酔をするのかもしれません。

咬合のチェックは患者さんの感覚に頼らなくても、時間をかけて丁寧にすれば十分に可能です。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
通常は麻酔なしでも行けますが、希望があれば麻酔をしてもいいと思います。

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