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前歯のブリッジに寿命が来た場合、治療方法はありますか?

ゆき様28歳女性
数年前、歯医者に行って「結婚式の前撮りまでに前歯をもっと綺麗にしたい」と相談したところブリッジを勧められました。
メリットをたくさん教えてもらい、納得の上でブリッジにしたのですが、今年歯の矯正を始めるにあたって、矯正歯科に通い始め初めてブリッジのデメリットを知りました。
ブリッジを入れてくださった歯医者では「永久的に持つので心配ない」と言われていましたが、寿命は8年ほどと聞き愕然としました。
また、支えに使っている自分の歯が虫歯になったり歯周病などでブリッジの再治療も出来なくなることがあると知り、ショックを受けました。

20代で自分でよく調べもせず、勧められるがまま前歯6本をブリッジにしてしまったのですが、今後歳を重ねるにつれどのようなことに気をつけたらいいでしょうか?
ブリッジに寿命が来た場合、また、再治療が難しいと言われた場合なにか手立てはあるのでしょうか?
とても不安なので教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
まずは今のブリッジの寿命を最大限伸ばすことに注力することが大切です。
8年というのはあくまで平均であり、40年近く持っているというような人もいれば、数か月しか持たないというような場合もあり、それらのすべての平均という意味です。

甘い飲み物を飲まない、甘い食べ物を習慣的に食べない、口腔清掃に時間をかける(ブラッシングだけではなく、歯間ブラシも)、フッ素の洗口をする、定期的に歯科医院に行って予防的にメインテナンスをしてもらうなどなど、できることはたくさんあります。

玉置 敬一 先生からの回答

玉置 敬一
和歌山県
玉置歯科医院
玉置 敬一先生
ゆき 様

ご結婚なさったのですね。おめでとうございます。
ブリッジにしたということは、それまでに抜けた歯があったということですね。
ブリッジのメリットをいっぱい聞かれて決心したお気持ちと、その後ブリッジのデメリットを聞かれて愕然としたお気持ちはよくわかります。
神様(かどなた様か)が造られた人間の体はとてもよく考えて造られています。
一方、医学は進み歯科医学もとても進歩しましたが、人間のすることに完全はありません。その意味でブリッジも有限のものです。
しかし、現在、予防歯科医学はとても進んでいろいろな方法で歯を長く持たせるように考えられてきています。
ブリッジの寿命が8年と聞かれてガックリされたと思いますが、20年、30年持っているブリッジもたくさんあります。
20年30年持つブリッジを作ったのと同じ歯科医師が作ったブリッジでも、もっと短時間で外さなければならないものもあります。
今現在、ブリッジにしてしまってお困りの状態はよく理解しますが、それを嘆くより「これからどうするか」について必死に考えてみてください。
予防歯科を考えている先生で患者さんの歯を長く持たせるように一生懸命考えている歯科医師もいます。
東京都内でしたら、予防歯科を考える歯科医院はあります。
ただ、今まで歯科医師から説明を受けてその説明で現在お困りの様子を見ると、もし、お時間があるようでしたら、都内の歯科大学(あるいは総合大学の歯学部)の予防歯科というところでよく説明を聞かれると良いと思います。
ぜひ、良い先生と巡り合って、ご自分の歯を長く持たせてください。
早く心が晴れて、明るい人生を送られるよう願っています。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
寿命ですが、この感じですと8年でダメになるような。
これに関しましては人によってまちまちですので、メンテナンスをしながら経過を見るのが一番かと思います。

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