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2023/07/23

矯正治療の説明で容姿を指摘され、ショックです。

いぬ様36歳女性
かかりつけの歯科医から歯列矯正を勧められ、自身も噛み合わせの悪さを自覚もしていたためインビザラインでの矯正を開始しました。
分析結果の説明があった際に容姿のことを指摘されました。
見た目を変える目的ではないのに色々言われショックを受けました。
具体的な内容は以下の通りです。

・横顔の骨格の平均値と自分の計測値とを比較した資料をもらい、そこで「平均が"美人やイケメンの骨格"であり、そこからかなりずれている」と表現されました。まるで不細工な骨格であると指摘されたように感じショックを受けました。

・ほうれい線が目立つことや顎下のたるみなど指摘されました。そこに関しては外科手術でないと改善不可能とのことでした。事実とはいえ今回の治療では変えられない部分について必要な説明であったのか疑問に感じました。(自覚がなかったのでただ傷ついたうえコンプレックスが増えただけのように感じました)

以来1ヶ月間毎日落ち込んでいて通院も辛い状況です。
前向きに通い続けるため話したいのですが、伝えることで関係が悪化しないかとか忙しい中迷惑でないか、そもそも意味があるのかとか考え込んでしまいます。
担当医のことは技術や知識に関しては信頼しており、今回の説明も客観的数値に基づいて事実を説明しているのであって悪気があるわけではないと理解しています。

医師側からするとこういったことを伝えられるのは困惑するでしょうか?
伝えるとしたら、直接話すのと、文書にして余裕のあるときに読んでくださいと渡すのはどちらがよいでしょうか?
悩んでいます。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
話し方について不快な思いをされたんですね。
言い方、というものはなかなか難しいもので、どうしたほうがいいのか、伝えたほうがいいのか、どう伝えるのか、 それとも伝えない方がいいのか、答えはないと思います。

関係のないことまで言われた、と書かれていますが、矯正をする方の中には、それこそほうれい線も消えるものだと思っていたとか、もっとこうなるという過度な期待を寄せる方もおられます。
ですから、ここまではできるけれども、こういうことはできないという線引きを最初に丁寧に説明をしているだけとも言えます。

見た目を変える気はない、と書かれていますが、実際に見た目は変化すると思います。
そのことを説明する必要は歯科医師にはあると思いますし、その言い方に対して、あなた自身がどう受け止めたかということなんだと思います。
変化するということで、どう変化するのか、それがいわゆる美人やイケメンの平均です、という言い方だったんだと思います。

悪意を持って言っているわけではない言葉でも、受け取り方次第では悪意を持っているように感じるということもあり、人間関係のことなのでこればっかりは私にも何とも言えません。
言ったところで、その矯正の結果については変わらないと思うので言っても意味がない、とも言えますが、あなた自身の精神安定上は、言いたい、ということですよね。
そうなるとあなた自身がどうするのかを決める以外、アドバイスは無意味なのではないでしょうか?

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
やはり、直接言われた方がいいのではないでしょうか。

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