歯のお悩み相談詳細

ご相談

インプラントとブリッジのメリットとデメリットを教えてください

マリオン様60歳女性
自転車で転んで右の1番の差し歯を折ってしまいました。

抜歯してブリッジを勧められています。

折れた両隣の歯も差し歯なのでインプラントにするメリットがあまりないと言われました。

本当にそうなのでしょうか?

また、ブリッジにする場合、保険内のものと保険外のものとのメリット、デメリットを教えてください。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
歯を抜かないといけない状況なのだとしたらインプラントか、ブリッジが今の選択肢なんですよね。

折れ方、骨の無くなり方、その他細かいことについて考えるべき要素は山のようにあるのですが、何をご自分が優先するのかという点が一番のポイントだと思います。

自分の歯のように最もきれいで長持ちをさせたい、そのためにはいくらかかってもいい、ということであれば両隣の歯もセラミックに、抜歯する歯はインプラントにということになると思います。

インプラントの最大の利点は、隣の歯を傷つけなくて単独で処置が出来るということです。

そういう意味で隣の歯がすでに被せをしているのであれば、その利点は半減するということを今の主治医の先生は言われているのだと思います。
(実際その通りだと思います。)

ブリッジであれば隣の歯を被せをはずした状態にして仮歯も作りやすいし、保険でやれば数万円で十分出来ます。

ただレジンという材料の制限があるので、経年的に変色が認められるというのがデメリットになってきます。

さらに保険の場合、歯を抜いた後の骨は痩せてしまうので、若干の審美的な面でデメリットが出てくることになります。

歯が少し長く見えるかもしれません。

セラミックで行う場合でも、歯茎のやせに対する処置をするかしないかは保険外のさらなるオプションになると思います。
(歯科医院の技術力にもよります。)

細かなことを言えば処置方針は数十通り考えられます。

ご自分がどうしたいのかよく検討したうえで、主治医の先生としっかり話し合ってください。

渡辺 英弥 先生からの回答

渡辺 英弥
福島県
渡辺歯科医院
渡辺 英弥先生
確かに、その考え方も一理ありです。

保険のものと保険外のものですが、まずは金額がひと桁違うこと。

保険外のメリットとしては、セラミック系ですので自然観がいいのと、歯肉にもなじみが良いと思われます。

また変色は少ないです。

保険の場合は、安価でできるメリットがありますが、変色や自然観に少し難があると思われます。

船津 三四郎 先生からの回答

北海道
船津歯科・矯正歯科クリニック
船津 三四郎先生
マリオン 様 初めまして。

自転車での転倒による歯の破折で、お困りの事と拝察申し上げます。

一般的に外傷で破折した歯への対応は、

1.残った歯根が使える場合は、根の治療を実施して差し歯にする。

2.残った歯根が使えない場合は、やむを得ず抜歯
  
   抜歯後の歯の作り方は
    1)1本だけの取り外しの入れ歯
    2)両隣の歯とつなげてブリッジ
    3)1本単独のインプラント

>折れた両隣の歯も差し歯なのでインプラントにするメリットがとあまりないと言われました。
>本当にそうなのでしょうか?

これは、状況が分からないので、判断が困難なところですが、インプラントの選択肢はあります。

ブリッジにする場合、保険内のものと保険適用外のものとのメリット、デメリットを教えてください。

耐摩耗性  保険適用外>保険
色調    保険適用外>保険
変色    保険適用外は変色しにくい、若しくは変色しない。

歯科医院を探す

全国約68,000件の登録歯科医院より、お住まいの地域や治療内容にあった歯科医院を検索できます。

ブリッジに関するお悩み相談

お口の悩みを歯科医師に相談する

ログイン 歯の悩みを相談 歯科医院を検索