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2023/04/01

銀歯を被せている歯が虫歯になり、治療方法を悩んでいます。

れいまま様54歳女性
現在、銀歯を被せている一番奥の上の歯が虫歯になってます。

現在、歯肉療法科で検査をしてもらっていて、銀歯を開けてない状態です。
抜歯のリスクが少しでも少ない状態で治療を受けるにはどうしたら良いか迷っております。
レントゲンでは虫歯は骨のところまで行ってる可能性もある、電流を流す検査では反応が鈍くほぼ死んでいる状態と言われてます。
根管治療は必要と思われ、虫歯が骨のところまでいってると抜歯になると言われました。
虫歯の状態は開けてみないと分からない、神経のところは急に膿んだり、大人の歯の虫歯は急に進行はしないと言われました。

先生は何処かで開けてもらっても、神経のところまで治療しなければ大丈夫だし、このまま予約まで待っても、患者さんの判断でとの話でした。
予約は、歯肉療法科で1ヶ月後です。
現在は1ヶ月まで待つつもりでいたのですが、もしかしたら、早く予約が取れる歯医者さんで、今の時点で少しでも早く虫歯だけでもとったほうが、抜歯となる可能性が低くなるのかと思ったりしました。

そして、その後に1ヶ月後の歯肉療法科で根管治療してもらった方が良いのか。
また、ただそうした場合一度開けてしまった後、虫歯をとり、仮蓋をした状態で根管治療を待つのも不安です。
または1ヶ月後であれば開けない方が一貫した治療ができるのでその方が良いのかと思ったりします。
 
どちらの選択の方がより抜歯のリスクが少ないか、ご意見をいたたけますと幸いです。
お忙しいところ申し訳けありません。
どうぞよろしくお願いいたします。

河原 雅朗 先生からの回答

河原 雅朗
奈良県
かわはら歯科クリニック
河原 雅朗先生
どっちのほうがリスクが高いのか低いのか、、何とも言えないところです。
どの様な医療行為でも、必ずこうしたほうがいい、という場合には、当たり前ですが、通常そのようにしていきます。
ですが、医療には相反する要素でこうしたほうがいいと言えないことが多々あります。
例えば麻酔薬、しっかり効果を出すためにはしっかりたくさん打った方がいい。
これは当たり前だと思います。
ではアレルギーや副作用を考えるとどうでしょう。
副作用を抑えるためにはできるだけ少量のほうがいい、といえます。
これも当たり前です。

では最適な量は?
人によって答えは変わってきますし、その状況次第ですよね。
今回も同じです。
今回の件も、ある面では早い方がいいということも言えますが、どうせ根管治療をするのであれば、しっかりと予約を取っている時のほうがいいということも言えると思います。
どちらが正解とは言えないし、どちらが不正解ということも言えません。
リスクという面でいうとどちらが低いかの判断もできません。

ですから歯科医師も、ご自分の納得できる方で、ということを言われているんだと思います。

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